・・・や、別に私がやらなくても、空まで山盛りになってしまうことはないと思いますが(なにがだ?)、「なんでもQ」シリーズのうららちゃんシンパな私としては、思わず唄ってしまったりもするのです。
というわけで(どういうわけだ?)今回は、雑誌のこと。ここでは、題材を一つにしぼります。私の思う「わんのぶざもうすとホネアリィMac雑誌いんじゃぺぁ〜ん」、月刊MacPowerの、ある一連の記事を主に扱います。有作為抽出ですが、
誹謗中傷を目的としたものではありません。(「あんた、そりゃ中傷(広辞苑第四版に拠れば、無実のことを言って他人の名誉を傷つけること。)にしかないってないよ」ってな部分がありましたらご指摘下さい。誰かや何かを中傷することは私の本意に反するので、改める必要があればどんどん改めます。)でも、叱咤鶺鴒にもなってないかも・・・まあ、一読者としての私の土木な鬼門が中心です。
なお、勝手ですが、この雑誌の1999年四月号と五月号の該当記事を読んでない方には、途中わからんちんなとこがあるかもしれません。また、私の能力の限界から、該当記事を読んだ方にも謎なとこがあるやもしれません。ご了承下さい。それと、話がぐぢょげぢょになることを避ける為に、一部をコメントアウトしてあります。気が向いたらソースも眺めてみて下さい。
そもそも、この雑誌の1999年四月号にあった(あ、p.156-161の広告...失礼、特集ですね。記事をよく読まずにカン違いしてました...のことぢゃないですよ) よせみての紹介記事が発端でした。私の貧弱な読解力でこの記事後半から読み取れたのは、
ということでした。んで、全体の結論としては、
と書いてあるように読めました。(あくまで、「読解力の貧弱な私にはそう読めた。」ということです。記事中にこの通り明記してあったのではありません。)おまけですが最後の評価のところを見ると、
といったことも見てとれました。以上、次へ進むための前置きとして、簡単なまとめでした。
さて。同誌五月号に掲載された、その続き記事です。「徹底再検証」だそうです。どうも、四月号の記事はよせみての「真の実力」に迫ったものではなかったらしいです。「偽の実力」に迫ってしまったんでしょうか。ひとまず四月号の記事については、読み手が書き手の方の「真の実力」に迫れるものではなかったと(恣意的に)思うことにします。
再検証のキッカケは、恐らく読み手から四月号の内容に関して疑問が寄せられたこと、そして、その後の調査で、四月号でテストに使ったすとらたなんちゃらの2.0が「バグバグで、よせみてのテストに使うべき物ではなかった」と気付いた、ということのようです。私の読み違いかもしれませんけど。(古いバージョンのアプリでテストを続けることの意味は多少理解します。それに関連して、下の方でまたちょっと何か書きます。)
四月号の記事を書く際に、この「バグバグ版」を使ってしまったことを責める気はありません。「ナマRAMを64MBから128MBにしたら処理が三倍遅くなった」とかいう異常事態に遭遇した時、その原因が特定できないままであったにも拘わらずそれをハードの不具合の所為にして(?)、結論に「よせみては、デザインや内部構造の優れたアイディアを無駄にする低品質マシンである」とも取れる表現(くどいですが、あくまで読解力の貧弱な私にはそういうふうに見えた、ということです。)を持ってきたのはちょっとウカツだったかもしれないとは思いますが、私もウカツさでは負けませんので。。。(人の為すことですから、マチガイはつきものですし。)
けど・・・その続きの五月号記事の、「先月号で示したバージョン2.0での不可解な傾向は、OSやハードウェアに正式対応していない旧バージョンのアプリケーションを使用した結果であることは明らか」という表現はちと刺激的・・・そんなふうにあっさり明らかになるようなことには全く頓着せぬままああいった記事に仕上げてしまったのが明らか、とか言われてしまうやも。。。よせみてへの不当な評価(と呼んでいいのや否や分かりませんが・・・)をなかったことにしたいという意図なのかもしれません。けど、なかったことにはなりませんから、単に「ウカツな記事を書いてしまってごめんなせい、よせみてちゃん。」とか書いてあった方が私には分かりやすいです。
んで、五月号の「徹底再検証」記事。「徹底」「再検証」というからには、私は
んだと思いました。大体そうだったのでよかったのですが、一部不満もあります。これは読み手には関係無い編集部の都合でしょうけれども、
よせみての方が減ってるのには目をつむるとして、旧機種との比較で前回と異なるモデルを持ってきたのはちょっと不満です。比較対象としては前回(G3 MT 333)の方が妥当だったような気もします。テスト内容などから考えると、「ハイエンドマシンでの画像処理速度」といったコトバを私は勝手に想起しますので。
まあ、よせみての能力を再検証するという意味では、そこに並べる旧機種が何だって(或いは、そんなもん無くたって)構わないのでしょうけれど、「旧機種との比較」という点をもし重視するならば・・・前回と同じやつでもやって欲しかったです。(そんな古いマシンを貸してくれる「れんたまっく」屋さんの類が無いなら仕方ないですね。私はそこらの実情を知りませんが。)
更に、
「今回のベンチマークテストで使用した機種の環境」という表がきちんとまとめてあって安心したのも0.05秒、次頁以降にある結果の表やグラフには、その「今回のベンチマークテストで使用した機種の環境」という表中の旧機種「G3 MT 266」は登場しない。
・・・ナンテコッタすれいらいど・・・いや、ナンタケットでした、それは・・・。。。
この旧機種の謎は記事本文の書き手の方の責任かどうかわかりません。 でも、誰の責任にしても、読み手にはこの比較で使われた旧機種がどういったモデルなのかわからんちんです。(後に出てくる、「マチガイだらけの表」中のCPUクロック周波数比の数字などから計算すると、どうやら使われた旧機種はCPUが233MHzのものらしいので、「今回のベンチマークで使用した機種の環境」という表にきちんとまとめてある方、つまり、記事の文中にも明記してある方(266MHz)がマチガイなのか?とも思えるのですが、マチガイだらけの表中のクロック比等は記事本文の書き手でない人が勝手に計算して出したものかもしれません。そもそも、結果の表やグラフに出てくる「G3 MT 233」って、ありましたっけ?クロックダウンしたもの?CPUをすげ替えたとか?いや、私が知らないか忘れてるだけで、ちゃんとあったのか知らむ?それとも「G3 DT 233」のマチガイ?・・・ということで、結局謎です。)
余談ですけど、内蔵HDDのモデル名とそのスペックなんかも表にまとめるなりして書いてあるといいのにな、と思いました。
さて、既にこの時点で「徹底再検証」というコトバがだいぶ虎しくなってしまってるような気もするのですが、更に細かいツッコミを入れます。前から思っていたことですが、「徹底再検証」を謳った記事ですらあまり意識されてないようなので、以前から抱いていた私の「諦め気分」を押し切って頑張って書きます。
例えばp.101の表とグラフ。
「徹底再検証」・・・
これは・・・何回か行った処理時間 を単純に足して割って平均を出してるんだと思うのですが、例えばp.102にある「196.34秒」という数字、この下二ケタに意味があるのでしょうか。
すとらたのテストで、ナマRAMが128MBの場合と256MBの場合の結果のごくわずかな差異(2つの個体でしか試してないのではないかと思われるのですが、実はチガウのでしょうか?)から、「メインメモリーの容量を増やすと、わずかながら処理速度が向上する。」と(現在形/普遍的事実のような言い方で)言い切ってしまっているようですが・・・0.3〜0.4(0.7?)%程度の差を「向上」と言い切る根拠がどの辺なのか、無知な私にはわからんちんです。
「向上する」という言い切りは、らいとゑゑぶのテストで、400MHzモデルではナマRAM128MBと256MBで0.3%くらいの差が出てるのに、「メインメモリー容量を128MBから256MBに増やしても、処理速度に差はなかった。」って言い切ってるのと対照的に思えます。
(ここで私が0.X%などと書いてるのは、「マチガイかもしれない」誌面の数字を単純に割って出しただけです。実際には、この「0.X%」という数字には意味なんて殆ど無いんぢゃないの、と思いつつ書いてます。誌面には数字の測定/算出方法が詳しく書かれてないので、ホントに殆ど意味無いのかどうかは分かりませんが・・・まあ、大雑把な読み手としては、どうでもいい「微小な差」ですけど。。。)
アラ探しばかりなので一つフォローしておきます。p.102の表/グラフには、p.101にあったような数字やグラフの不一致/入れ替わりとか、「高速<低速」といった記載(グラフの長さが持つ意味の表現)と実際にグラフが意味するところの逆転、などは無いようです。ブラヴォ!(旧機種関連の謎は残りますが、ここの表/グラフ内部では数字や棒の長さ等に矛盾が見当たらない、ということです。)
web上に置かれた記事ってのは、書き手がマチガイに気付いたらスグに直せる場合が多いでしょうし、書き手は別にカネを貰って商売でやってるのではない場合が少なくないと思います。が、原始媒体(紙)の雑誌だと、そうは行かない部分が多いかと思います。一人で管理/編集/出版してるわけぢゃないですしね、この雑誌の場合。だから、気楽な一読者でしかない私がここで好き勝手なことを言うのは簡単だけど、「おまえなんかになにがわかるか!」ってなとこも多々ありましょう。
でも、「プロ」なら「プロ」らしいシゴトをしてもらいたいんです。それは、「あまりに過剰な期待」でしょうか。発行部数20万部程度の月刊誌で、「おお、さすがプロ!」と(皮肉でなく)思わせてくれる雑誌を(他の分野ですが)私は一つ知っていますけど、それが例外、と考えるべきなのでしょうか。
苦言を呈するのは期待が大きいからだ、ということだけはご理解頂きたいです。よりよい雑誌を作ってって欲しいだけです。いちシンパとして。尤も、こんな「web亜空間の隅っちょに存在するちっぽけな混沌中の一記事」に編集部のどなたかががアクセスする機会なんて無いのやもしれないですけど。。。
ええと・・・この記事の性質上、やたら「謎なとこ」ばかり挙げていますが、全体を見渡してみれば、「おお、さすがプロ!(皮肉でなくて)」という部分も沢山あります。ここで扱っていることだけを基準にして一読者としての私がこの雑誌への評価を固めているわけではないです。ある程度の「+の評価」をしていなかったら、わざわざここで暴言の対象に選んだりしません。
少し話が変わりそうですが、私もunreal初体験告白シリーズ等でいくらか「べんちまーく」を扱ったりしましたので、「徹底再検証」記事の最後で触れられているその話へも思うところを少々書きます。
私はのうとんしすてむいんほについてはver.3.1くらいのやつ以降のものしか知らないのですが、その範囲では、このお手軽ベンチマークソフトのテスト条件/内容等は未だに変わっていないように見えます。もしそうならば、それだけ長い時間を経ても風化しない、「しっかりと考えて作られた」テストである、とも言えるでしょう。「徹底再検証」記事の書き手の方が「ほぼどんなMacでも設定可能」な条件と言っているように、私の身近にあるマシンの2/3でこのベンチマークの測定条件が設定可能です。テスト内容もいろいろな分野に及んでいるので(個々のテスト結果から「総合評価」を算出する方法がやや謎ですが)、マシンの総合的な処理能力を見るのに役立ちそうな普遍性の高いテストである、と言える部分もありましょう。
しかし一方で、四年以上も前からテスト条件/内容等が変わっていないとすると、ハード/ソフト含めた環境がその当時とはエラく違ってしまってる部分もある今となっては、そのテスト条件や得られる結果が現実的なものから離れてしまっているということになってやしないか、と思う面もあります。例えば(以下、あくまで私の想像ですが)、最近2〜3年の間に購入したマシンを常時256色表示で使っている人は、そうでない人に比べて少ないのではないかと思います。また、「メモリ」コントロールパネルで割り当てる「ディスクキャッシュ」容量も、普段から128KB程度にして使ってる人というのはそれほど多くないかもしれません。更に、ディスク性能の測定に使われているアクセスパターンが、最近のマシン/OS上で実際どれくらい「現実的」なのか、謎っちゃあ謎です。そして、これら「昔はまあ現実的と言えたかもしれない」条件でのテスト結果が、最新のマシンを評価する目安として今もなお(かつてそうであったと同程度かそれ以上に)有効である、のかどうか、私には分かりません。
自動車の燃料消費率算出方法で「10/15モード」ってのがありますが、それにほぼ準じたような運転を普段からしている人が多いとは限らないように、これらのテスト内容も必ずしも現実的ではない部分があるかと思われます。どんなテストを用意しても、単純にその結果の数字だけを以て異なるマシンの処理速度を総合的に隙無く比べることは出来ないでしょうから、そこは「ベンチマークの限界。」として認識しておく必要があると思います。(実際の体感的処理速度というのは、使い手の環境や使い方に依存する部分も多いはずですし。)この点、記事の内容に賛同致します。書き手の方は、しすてむいんほだけでは弱いと考え、すとらたなんちゃらとかぽとちょっぷで、なるべく現実的なテストができるように工夫なさってるみたいですので、その姿勢に敬意を表します。
(けどやっぱり、ディスク関係のテスト結果にはそのハードディスクドライブのモデル名や仕様が併記してあった方がいいと思うのですが。。。例えば、ぽとちょっぷを使う際のスクラッチディスクの性能を気にするような読み手なら、そういう「細かい/やや専門的で煩雑な」データをもちゃんと活用出来ることが多いのでは?何かを買い足す際の参考になるかもしれませんし。ただ、ぽとちょっぷ等で大きな画像を本格的に扱う人が(「実際に業務で使用する際」に)、ナマRAMを例えば128MB〜256MBしか積まないで使うことが多いのかどうか、私は知らないのですが・・・多いんでしょうか。。。それでも(もっと積んでる人が多かったとしても)、場合に依っては足りなくなることもあるでしょうし、そこまで本格的でない人だって沢山いらっしゃるでしょうから、ディスクアクセスの速度を見ることは大事なんだろうな、とも思いますが。。。ということで、ドライブのスペックも書いといて欲しい、と同時に、ディスクがアクセクしない状態でのテスト結果もあればいいのにな、と思います。)
さて、「徹底再検証」記事の最初の方と最後の方に書いてあることなんですが・・・古いマシンと新しく出たマシンで性能を比べたい場合には、古いマシンで検証に使ったアプリを使い続ける必要がある、という意味合いの部分は・・・ ある意味で正しいとも思います。異なるバージョンのアプリを使ったら、ハードウェアとしての純粋な性能の比較にはならないことが多いということや、他にも根拠はあるかと思います。
しかし、ハードウェアとしての性能をなるべく純粋に比べる必要もあるのかもしれませんが、必ずしもそれだけが比較の方法ではないとも思います。読み手の興味の中心は、「なるべく純粋な、ハードウェアとしての性能」の比較ではなく、「実質的な処理時間の短縮度合い」にあるかもしれないからです。
一つの比較方法として、私は次のようなことを考えます。例えばある画像に何らかの処理を加えるテストだったら、
こんなの。これだと、例えばアプリを走らせるOSのバージョンが異なるかもしれませんし、使うアプリのバージョンも違ったりするかもしれませんが(68kマックとPPCマックでは、アプリのコードが根本的に違ったりもするかもしれませんが)、「実際に何かをやるのに、どれだけの時間短縮が得られるのか」といった興味に合致するテストが出来るでしょう。
(アレ?・・・「徹底再検証」記事のテストは、ほぼこれに近いものになってるような気もしますね。(OSのバージョン・・・旧G3 MTでOS 8.1Jを使った場合とOS 8.5.1/8.5.1Jを使った場合で違いがあるかどうか等、多少「詰めて欲しい」部分も残りますけど。)なんでわざわざ「古いマシンと新しく出たマシンで性能を比べたい場合には、古いマシンで検証に使ったアプリを使い続ける必要がある」というようなことを強調して書いてるんだろ・・・まいっか。)
RC5のクラッキング速度なんてのは、ある限定された意味ではかなり普遍的なテストだと思います。主なOSで動く「それ用に最適化された」クライアントがあって、結果の単純比較が一応可能になっています。出た結果を見ると、OS依存性はかなり低いようです。同じCPUを積んだマシンなら、OSがLinuxだろうがMacOSだろうがBeOSだろうが、或いは、FreeBSDだろうがW98だろうがNT4だろうが、同じような結果が出ている場合が多いみたいですので。(実際には、その「最適化」の度合いが「どのOS/CPU用のクライアントか」「クライアントのバージョンはいくつか」等に依って異なるので、完全なものとは言えない部分ももちろん残るのですが。。。あ、これで見ることが出来るのは、多分主にCPUの整数演算速度だと思われます。最近MMX用クライアントでの解読速度が飛躍的に伸びたのには何かありそうですけど、それはやや例外的かと。)
「徹底再検証」記事で、使ったOSがMac OS 8.5.1(英語版?)に統一されてるのはそれほど不自然だとは感じないのですが、旧機種との比較をする上ではOSのバージョンを統一することが特に重要であるとは言えない場合も出てくるやもしれません。ので、そこらを考慮に入れてみるのも無駄ぢゃない・・・かもしれないと思います。(OSのバージョンが違っても大した差が出ないことが多いかもしれませんが、差が出た場合には言及するとか。或いは、もともとそのマシンに入ってたのとチガウOSでテストした場合は、その理由を明記しておくとかとか。)
(けど、なんだ?)
よい雑誌ながら、他の雑誌に比べて機能的/性能的に無茶苦茶大きな優位は感じられない。どうしても時間が足りないのなら、全記事量の削減を考えた方がよいだろう。
これ(ドレ?)を思うに、今私がここでこんな暴言記事を書くべきでないのは明らか・・・なのやもしれません。この記事は、全部私の貧弱な読解力による勝手な解釈に基づいて書いてるわけですから、「自滅必至」やもやも。ははは。
けど一つ思ったのは、上に取り上げた記事を書いた人が最初よせみてにヤケに「厳しい」記事を書いてしまったのの背景には、それに対する期待が大きかったことがあるのかもしれないや、ということです。私も、もしその雑誌に対して何も期待してなかったら、そもそもそんな雑誌をわざわざ買って読んだりしませんし、たとえ買って読んで謎なとこがあったとしても、期待が少なければ「ふん、そんなもんさ。」と流してしまっていたでしょう。永遠に。
実を言うと、この暴言シリーズの第二回目で既に雑誌に対する暴言を書こうかとも考えていました。しかし、この手の雑誌全体を対象に暴言を吐ける程いろいろな雑誌を読んでませんし、対象雑誌をどれか一つに絞ったとしても、その時は暴言を吐くだけの気力やら体力がありませんでした。
ので、全く話題を変え、結局はこびとの話になったわけですが、なんで今回改めて雑誌関連のことを書いてみる気になったんだろう・・・(ボケボケだいまじん三号なRj、かも・・・)
あそうだ思い出した。アレを見てからです。五月号p.241の、「1つ困るのは・・・Web上で必要な技術情報を検索しようとすると旧モデルの情報までひっかかる。これからWeb上に情報を公開する人は、できれば・・・『Yosemite』を含むようにして欲しい」というコメント。書いた人(ここで主に扱った記事の書き手の方とは別のひとです。)にとっては、別に傲慢な発言というわけぢゃないのだろうと想像しますし、実際に「できれば・・・して欲しい」というのは謙虚な表現とも言えます。ぢゃあ何が引っ掛かったのか。 「SkaaRj_20」ではやや曖昧な書き方をしましたが、要するに、「webからの情報を使うな!なんて無茶なことは言いませんが、もしも今後原始媒体雑誌の記事が『webのネタを流用して誤魔化してるようなもの』ばかりになってしまったら、原始媒体雑誌の存在場所はやがて無くなるかもしれません。それはさみしいので、そうならないように原始媒体雑誌としての在り方/原始媒体用の記事の書き方を再考してみてくれたらうれいなし(うれしいな)。」ということです。
随時訂正可能なweb記事の中には、どこのだれが書いてるか分からなくてその内容の信憑性も怪しいものが沢山あります。いい例がこの私の記事。けど、下手な雑誌よりもはるかに質のいい情報源となっているサイトも数多くあります。「情報が早い/記載内容が豊富かつ正確/閲覧は当然無料」、こういったサイトの数々の存在を前提にした時、どういった原始媒体雑誌を作っていくべきなのか。原始媒体こそが持ちうる付加価値とはどこにあるのか。それを十分意識しているのか。実際に作り上げたものに、意図した価値を与えることが出来ているのか。
「下手な雑誌」を作るようになって欲しくないんです。「らいばる誌にまねされる」べき雑誌には特に。
以上、まるで「雑誌記事を書いたり編集したりする人」に読んで貰えるかのような書き方をしてますが、むだむだむだむだむだぁっ、ってとこでしょうか。でも実際には、それ以外の人にも読んでもらえれば嬉しいな、と思いながら書きました。