Rjの登高漫歩 - 山への誘い

last modified: 2007.06.10


山へ行こう

はじめに

「山登り」というと、どんなことを思い浮かべますか?子供の頃、遠足や林間学校で行った山?それとも、最近多発している中高年の遭難騒ぎ?いろいろあると思いますが、それらは偏った印象かもしれません。まずは実際に行ってみましょうか。

山登りといっても色々な形態があます。お散歩気分のものから、極限的状況の高度なものまで。初めての人がいきなり厳冬期の北アルプスやヒマラヤ登攀なんてのは無理ですが、都市近郊の低山であれば大げさな準備は不要です。必要なのは、元気な身体と一日の休暇と「出かけてみようかな」という気分。行ってみれば、そこには貴方の想像を超えた刺激があるかもしれません。

例えば東京周辺だと、最初の一歩としてお薦めなのは高尾山。京王線で高尾山口駅まで行き、そこから歩きます。ケーブルカーや一号路(舗装路)は無かったことにして下さい。山頂まで、ゆっくり登って約二時間。途中には深い森があり、鳥や虫や木々が自然のままに暮らしています。

必要なもの

本格的な登山にはいろいろな道具が必要ですが、高尾山(八王子)や筑波山、大山(神奈川のおおやま)程度なら気楽です。

雪の無い季節であれば、最初はこのくらいで大丈夫。山歩きを続けるなら徐々に快適なものを揃えていけばいいでしょう。例えば靴は少し大げさなトレッキングシューズや軽登山靴を、かばんは腰ベルト/パッドのしっかりした登山用ザックを、雨具は防水透湿素材(ゴアテックスやドライライトテック、ベルグテックEX等)を使ったものを、ライトは頭に着けられる軽くて便利なものを、といった具合。飲食物については、ロイヤルゼリーとかキャビア・・・という具合にグレードアップする必要はありません。(歩く時間が長くなる場合は、持って行く量を増やします。)

次はどこへ行こうかなと思ったら、お住まいの地域に近い山域の登山用地図(昭文社の「山と高原地図」シリーズ等)を一つ買って広げてみるといいでしょう。ついでにコンパス(方位磁針)も買って、それらを持ち物に加えて下さい。そして、地図を見ながら(地形を表す等高線と実際の地形を見較べながら)歩いてみることです。レベルアップの為には地図読みは必須。国土地理院の1/25000地形図(web:ウォッちず)も併用するのが理想です。

山歩きに必要な装備や歩き方については、「たのしい富士登山」の方に少々詳しく書いてあります。富士山を目指す人用に書いたものですが、基本的な部分は富士山も他の山も同じですので、幾らかは参考になるかと思います。(ついでに、夏場なら富士山に登ってみてもいいかもしれません。)

このサイトと管理者について

管理者Rj(ああるじぇい)は、山歩きの好きな素人ハイカーです。山の楽しさを他の人にも知ってもらいたくてこのサイトを作りました。専門的な登攀には縁が無いので、記述内容も高が知れたものになっています。高度な山登りをしたい人は、他を当たって下さいまし。


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