last modified: 2004.09.22
経路(標高†) | 鞄 | 靴 | 地形図 |
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民宿登人の上の登山口(630m)〜股峠(960m)〜東岳(1122m)〜股峠〜登山口 | Couloir 45l | #2500G | 両神山 (北東) |
†出発/通過/帰着点の標高はおおよそです。
以前から気になっていた埼玉県小鹿野町の二子山に行ってきました。と言っても、時間が無くて東岳だけ。やや半端な山行となりました。次は西へ行くぞ。
出発は、国道299号線志賀坂峠手前(埼玉側)、民宿「登人」のすぐ先にある林道へ入った所の登山口。車は林道がカーブして広くなっている辺りに数台止められます。近くには公衆便所もあります。何とバイオトイレ。車を止めて準備体操をしている時、不用意にリアウインドウ付近に手を置いたらそこに小さいハチがいて、びびったハチに指先を刺されてしまいました。すぐに先日買った「ポイズンリムーバー」を使ってみましたが効果は謎で、その後五日くらい何となく腫れてました。
登山口からしばらく沢沿いを登ります。朽ちて踏み抜きそうな橋に気を付けつつ時々沢を渡り、ずいずい登り、ローソク岩への分岐を見送るとやがて股峠に到着。一時間程の道のりです。峠は東西にあるピーク間のコル(鞍部)で、ひとまず向かって右の東岳を目指しました。この日は霧が出ていて、下が湿っています。粘土質の急斜面、この日の核心部(一番たいへんな所)でした。ぬるぬるの道を、木の根っこ等に掴まりながら登ると、やがて岩場の下に出ます。
登山口 |
峠への道 |
股峠 |
岩場では、一箇所、下がやや切れ落ち気味の鎖場がありました。でも、足場として最近金具が取り付けられたらしく、その金具に足を置けば楽に通過できます。金具や鎖が無くても普通に通過出来そうですが、岩が湿っている時は少々注意が必要かもしれません。その先にもちょっとした鎖場がありますけど、こちらはもっと楽に通過できるものです。
急な領域を過ぎると稜線に出ます。稜線通しの道と、向かって左の巻き道に分かれます。往路は何も考えずに明確な踏み跡を辿りました=巻き道に入りました。ちょっとした登り下りを繰り返し、やがてちょっとした空間に出ました。よく見ると、朽ち果てた標識の残骸のようなものと、木に打ち付けられた小さなプレートがありました。どうやらここが東岳の山頂、ということのようです。
霧が出ていたので景色は楽しめませんでした。軽く休憩し、来た道を戻ります。いや、今度は稜線通しに歩いてみました。岩がごつごつしていますが、特に難しい道ではありません。やがて先ほどの巻き道に合流し、その先はわずかで鎖場でした。登ってくる人と微妙にすれ違いながらすたすたと降り、恐怖のぬるぬる地帯へ突入。
ぬるぬる斜面は下りの方が恐い。登ってくる人も沢山いるし、落石も起こしそうだし、慎重に降りました。股峠に着くともうすぐお昼。この日、私の見立てでは午後から晴れると思われましたので、時間があれば西岳へも登って山頂から素晴らしい景色を堪能したかった。しかし、時間が無いので来た道を戻ります。ち。
足場の金具 |
東岳山頂 |
登山口から両神山 |
程なく登山口へ戻る頃には案の定晴れ上がってきました。両神山も良く見えます。ちょっと残念だったけど、帰り支度をして帰途に着きました。万歩計は6419歩でした。帰る途中、国道から二子山がすっきり見えたので止まって写真を撮ったりしました。次は是非天気のいい時に西岳へも登りたいと思います。
帰りの国道から見たふたごやま