uchiujin Rjにっき - 2004/Q4 uchiujin


周辺きじ


2004ねん・第四四半期

2004.12.31

今日で今年も終わり。一昨日に続いて、都内でもユキが降りました。昼頃から降り始め、午後三時頃には数cmの積雪。やった。真っ白いところをさくさく歩いて遊んでみました。でも、その後から雪は雨に変わり、夕方にはその雨も止んでしまって夜にはしゃばしゃばのシャーベットと成り果てた所も多かったようです。

今年も一年、Rjにっきを読んで頂いてありがとうございまくり。来年も変わらず不定期にしょぼしょぼ続けるつもりですので、気の向く範囲でどうぞよろしくお願い致します。

tochou
大晦日の都庁


2004.12.30

昨日は東京で初雪が降りました。昼前後、なんやらものすごい勢いでぼたん雪が舞ってまして、わーいと喜んだのは私だけではありますまい。でも夕方には止んじゃってて、大して積もることもなく終わってしまいましたとさ。(そういや、東京国際展示場周辺はどうだったんだろう。今年はもう間に合わないかもしれませんが、来年からハクキンカイロ持ってくといいですよ。)

さて、やや唐突に籠球の話。リバウンドを捕ることの重要性に対する認識が不十分なチームは、接戦を有利に戦い抜くことは出来ない。私はそう感じます。

例えば二点差で負けているとします。自チームの攻撃で、そりゃあしゅうと成功率100%なのがりそうですけど実際にはそうもいかない。しゅうとを外したとします。ここでリバウンドを捕ってしゅうとを決めれば、外した分はちゃら。失敗してもちゃら。やった!スコアも同点になり、相手に重圧を掛けることが出来ます。

しかし、相手に捕られてそのままカウンター攻撃を喰らったとすると、一気に四点差。決めてれば同点だったのに、外したお陰で四点差。しょぼーん。接戦では互いに苦しいのですが、四点差になると相手に余裕を与えます。逆に自分らはしょぼーんです。残り時間が少なかったりすると、焦りがミスを生み、状況を更に悪くする可能性も増大しまくり。

華麗にしゅうとを決めるような派手さは無いものの、地味なリバウンド捕りはしゅうとを決めるのと同様に大事なのです。古のスラムダンクを愛読した諸氏やそうでなくとも籠球に詳しい諸氏には今更説明する迄もありませんが。少し前に、NBAには赤アタマの(コート外での話題も多かった)名選手がいましたっけね。あんな感じです。

ということで、能代工優勝おめでとう。試合の模様を見てませんが、リバウンドいっぱい捕ってたそうです。そういう籠球、私は好き。野球で言うと、目立たないファインプレーみたいなもんでしょうか。スポーツに限らず、似たような事象(シゴト)はそこらに転がってるはず。探してみて下さい。


2004.12.29

何だかインドネシアでどえらい地震があったようです。揺れによる被害はよく分かりませんが、津波による被害がかなり大きかったそうです。津波、水の力。たとえ高さ50cmだとしても、津波に呑まれたら立っていることすら困難でしょう。

ただ、最近またやっているNHKの「地球大進化」、アレに出て来る天災(と言うより、地球規模の自然現象)に較べるとM9の地震なんて大したことないもののように思われます。想像のつかないような大規模な気候変動(と言うより、地表の状態変化)が過去には幾度もあった。それを生き延びてきたのが我々今地上に存在する生物なのです。生物、恐るべし。

もちろん、新潟の地震で亡くなった数十人なんざどうでもいい、という意味ではありません。(そういや、昨日上越新幹線の不通区間が復旧したとか。)命の重さは数ではない。我々一人一人(一匹一匹)が、恐るべき強運或いは偶然の証である、ということです。

ということで、せいぜい力を合わせて頑張りましょうか。


2004.12.23

今日は誰かの誕生日。誰だっけと少し考え、旧い知人だったと思い当たりました。最近しばらく会ってませんが、元気でやっているかな。彼と頻繁に会っていたある年の暮れ、丁度この時期だったでしょうか。某所で下を走る電車を眺めながら、普段は話さないようなことをしばらく話していた記憶があります。具体的に何が話題となっていたのかはちっとも思い出せません。雑踏を背に、ただしんみりと話していた時間だけを覚えています。

当時(この漢字を出すのにやたら手間取ったのはヒミツ)、私には彼を含めて幾人かの親しい知人がいました。その殆どとはここ数年会っていません。でも、私の感覚では「頻繁に会う=親しい」ということではないので、今でも彼等は私にとって親しみを抱くべき知人です。

「年賀状」というものは、かつてはそういった関係を確認するのにも使われていたでしょうか。今では「電子メール」という、良くも悪くももっとお手軽な通信が普及していますが、幸か不幸か彼等が本格的に電子メールを使うようになったのはここ数年の話。そして、私はなまけものなのでそれ以前に「年賀状」を積極的に出すことを止めてしまっていたようです。今では音信不通に近い相手が生じてしまっています。

# ここで読むのが面倒臭くなった人は1へ/まだ読める人は2へ。

  1. 寒くなると、こんな風に色んな事を思い出します。おしまい。

  2. その数年で、私は(きっと彼等も)数多くの新しい人と知り合いました。そういった出会いの多くは、旧い知人を思い出させます。例えば記憶中の誰かと目の前の誰かの出身地が同じだったり(必然的に話し方の似ている場合が多い)、ある特徴が似ていたりすると、「あ、あいつと同じだ/似てるや。」とか思って旧い知人を想起してしまうのです。勿論、同じではない/似ていない部分の方が大きい訳ですから、新しい知人の知らない部分まで勝手に妄想で補完したりはせぬよう、気を付けています。

    当たり前なのでしょうが、歳喰って知人の数が増えれば増える程、過去に知り合った誰かと目の前の誰かの目立った共通点を発見する率が高くなります。それはそれで面白いとも思うし、同時につまらないんじゃないかと訝ってしまう瞬間もあります。でも「つまらない」というのは杞憂で、実際には人は表面的な特徴の一つや二つや三つで語り尽くせる程に単純ではない。

    何やらぐだぐだと書いてしまいました。きゅっと身を刺すような冷気、ラジオから流れる古めの音楽、最近導入した懐炉、その他諸々の刺激が混じって私の内部から何かを引っ張り出してしまったようです。もうおしまいにします。(「にします」と「にじます」は似ている。)


2004.12.21

今日は冬至。みなさん、柚子を食ってからカボチャのお風呂に入りましたか?私はどっちもダメそうです。しゅん。(それにしても、冬至前から杉花粉が飛びまくるなんて初めての経験です。しゅしゅん。)

さて、とうじと言えば田牛、当時、答辞、湯治、杜氏、蕩児、陶磁などいろいろな同音異義語があります。どれもなかなか味わい深い単語です。日本語(特に漢字二文字の熟語)にはものすごく沢山の同音異義語グループがありますが、味わい深い単語の並ぶものは以外と少ないかもしれません。例えば、以外、意外、遺骸、貽貝なんて並べてもあまり味わい深くありません。

探せばもっと味わい深い語の並ぶグループもあるでしょうか。何か面白いのを見つけたら教えて下さいな。


2004.12.19

今更ですけど、AngraとRhapsodyの最新作を買って聴いています。どっちも大仰でダメな人にはダメなのかもしれませんが私には良いものです。劇的で、古典的な雰囲気の漂う音です。カッチョイイ。しかし、十五年くらい使っているスピーカーの振動板が壊れてしまって、音を出して聴くとずぼぼぼ言います。これは困ったもんだ。ひとまず耳当て部分がぼぞぼぞ崩壊してきた密閉型ヘッドフォンで聴いていますが、何とかしたいものです。

別の話題。しばらく前に騒いでいたハクキンカイロ、くよくよ調べてみたら最寄り駅前に古くからある薬局でも扱ってました。但し、置いてあったのは現行モデルの「3R」ではなく旧型の「点火芯付A」というタイプ。しかも、少し前に火口だけ買いに来た人へばらして売ってしまったとかで、火口だけは最新の「3R」用のものになっていました。使用には問題無いはずですけど、折角の「点火芯」が使えないじゃん。

もっと別の話題。私はインターネットへの接続に理論値最大8MbpsのADSLを利用しています。実効速度は下りで3Mbpsちょい。でも、保安器が悪名高き「6PT ver.1」とかいうやつらしくて、電話が掛かってくる度に切れやがります。私に電話を掛けてくる人など希薄なので普段はあまり気になりませんが、何か大事なことをやってる最中に切れやがりますとどうしても嫌になってしまいます。といって、一万円近くも出して保安器を交換する元気もありません。

腹いせ気味に気まぐれに、同じ値段で利用可能になった12Mbpsのサービスへ変更してみようかと思ったこともありました。しかし、そのサービスではモデムのレンタル無しというコースは選べません。私は8Mbps導入当初、「レンタル」ってのが何となく嫌だったので自腹でモデム(ルータ機能付き)を買ってしまったのでした。結構高かったので、あと一年くらいは使わないと元が取れません。しょぼん。

世間では光ファイバーを利用したFTTHというのが徐々に流行り始めているようですが、まだ値段がやや高い。運好く安価な「マンションタイプ」に加入できる人はいいとして、そうでない人にはまだ少々高い。NTT局舎からやたら遠い人を除くと、まだまだ主流はADSLなんでしょうね。ただ、一年後にはどうなっているか分かりません。変化の凄まじいこの業界、利用者にはあまり利益の無いままに物事がごろごろ転がって行ってるようにも思えます。


2004.12.16

人(や妖怪)には、認めたくない事実から目を背けようとする習性があります。しかし多くの場合、ある時点から認めたくなくともそれを直視せざるを得なくなります。そう、私は今日そういった事実の一つに屈服しました。杉花粉、いつもより一ヶ月程早く南関東でも飛散開始です。

ぅきーっ!


2004.12.15

年末ということで何やら泡立たしくなってまいりましたが、みなさん如何お過ごしでしょうか。私は何となくその泡にまみれつつあるようです。巷でははっとが事故に遭った揚げ句に警察で嫌な思いをしたり、損な役回りだと言われる人がいたり、半端な身の上話を公園でぼーっとしてる私に語ってみる人がいたり、いろいろです。

思うに、嫌な目に遭ってこそ学べることもある。嫌な思いをするのは嫌ですけど、その事で自分が少し成長出来るなら儲けもんだという考え方もありだと思います。ある一つの出来事は、もし純粋に「客観的な」捉え方というものが可能であれば誰にとっても同じ出来事たりうるでしょう。しかし、現実には(芥川竜之介の小説「薮の中」等を引っ張り出す迄も無く)そんな「みんなで共有出来る」捉え方というものは存在しません。各人各様の捉え方があるのみ。同じ人によるある一つの出来事の捉え方ですら時間と共に変化します。だから、ある出来事が「嫌な」ものであるかどうかというのは、その出来事を受け止める人自身に大きく依存するものだということになります。

何だかややこしい言い回しになってしまいましたが、要するに「自分の短絡的な捉え方だけに固執する必要はない」ということです。まだややこしいですね。「運の善し悪しは捉え方次第」、「物事はそれを見る角度によって異なって見える」、「空腹は最上のソース」、こんなとこでどうでしょう。ここで言わんとしているのは、「人間バンジー塞翁ガルマ」とは少々意味合いの異なる事です。

いずれにせよ「完璧な」人など存在しませんし、それを思えば他人の粗が目に付いてもさほど気にならないでしょう。他人を怨んだり憎んだりしてもそれは自身の醜さの源にしかなりません。それより、澄んだ夜空でも眺めてみる方が楽しいことだと私は思います。


2004.12.10

テレビで「千と千尋の神隠し」をやっていたので、途中から見ちゃいました。いわゆる「宮崎アニメ」を私はそれほど数多く見た訳ではありませんが、見た中ではこの作品が実は一番好きなのかもしれないと今思いました。その理由は、出て来る有象無象に親近感を覚えるから・・・なのかどうかは定かではありません。ただ、私は顔無しタイプではないようです。

因みに二週間後(24日)には「天空の城ラピュタ」をやるそうです。ラピュタと言えば元は「ガリバー旅行記」に出てきた空飛ぶ島ですが、Unrealというパソコンゲームにも似たような浮き島が出てきます。そこはかつて平和な「楽園」の如き場所だったそうな。しかし、(もっと遠くの)空から悪魔のようなひとたちが侵略してきました。そしてその侵略者は、楽園をただの軍事基地にしてしまいました。ゲームのプレイヤーが見るのは既に荒らされた後の様子のみです。

宮崎監督の「天空の城ラピュタ」はどういうお話なんだろう。まだ見たことの無い私でした。


2004.12.08

先日買ったラジオをパソコンの脇に置き、どことも知れぬ放送局の番組を聞くともなしに聞いていたら、James Marshall 'JIMI' Hendrixの声とギターの音が流れてきました。小さいモノラルのスピーカーから出る音は、ちっとも「よい音質」ではありません。しかし、そこな音楽には確かに魂がある。不思議なものです。

そんなちょっとした事を思ううちに、初冬の夜は更けゆきます。


2004.12.05

台風崩れの低気圧の影響で、各地で大雨や暴風による被害が出ました。東京大手町では午前六時二十分頃に最大瞬間風速40.2m/sを記録し、これは「台風並」どころか観測史上最高つまり「台風以上」のものだったようです。また、低気圧の通過後には南から暖かい風が吹き込み、同じく大手町で最高気温24.8℃を記録。これまた、十二月としては観測史上最高だそうな。今年はびっくりの連続。

さて、山行記。紅葉の高尾山です。


2004.12.04

師走に入りました。今日は、台風崩れの発達しつつある温帯低気圧の影響で夕方近くから雨が降り始め、夜も更けてきて大雨。冬なのに、夏〜秋みたいな降り方/雰囲気です。私の記憶にある範囲では、こういうのはかなり珍しい。今年は本当に台風の元気な年でした。

SWAMPS BBS(パスワードは swamps )によると、はっとが交通事故に遭ったそうな。幸い怪我は大したことないらしいのですが、はっとは相手の態度にむかついたそうな。実際どういう態度だったのかはまだ聞いていませんので一般的に言うと、多くの人は何事も無い時は「いい人」です。(掲示板にみぽりんさんが書いているように。)で、例えば「事故を起こした時は後の裁判等で不利にならないよう、自分の責任を認めるような発言は控えるべき。」という知識があり、実際事故を起こしてしまって気が動転するとその点だけが重大事(優先すべきこと)のように思われてそんな対応をしてしまう人もいるのではないかと思われます。

それ故、「何か大きな問題に直面した際にその人の真価が問われる。」といった表現が為される場合もあります。確かにそれはそうなのかもしれません。どんな場合にも落ち着いて適切な対処を取るのが理想ですし、色々な経験があればそれに近づくことも出来ましょう。たとえ経験が無くとも、例えば自分が事故を起こして相手を傷つける可能性があるという点を普段から意識していれば、実際にそんな場面に出くわしてもある程度冷静に対処できる可能性が増えますし、事故の可能性について全く想定せずに例えば車の運転等をするのはある意味で無責任だとも言えましょう。

しかし、人はそれほど完璧な存在ではありません。「ちょっと迂闊だった」というだけで、そのような場面で適切な判断/行動の出来なくなることが多々あります。私自身も、ここで偉そうなことを書いてはいるけれど実際に何か大きな問題に直面したらいつも必ずきちんとした対応を取れるという自信などありません。更に言えば、どんなに追い詰められても「いい人」でいられる人など稀でしょう。(私は普段から「ヤな妖怪」かもしれませんが。)

何となく、世の中が殺伐としてきているというのは感じます。卑近な例で言うと、新宿の地下道でも人の多い時には「混んでるからマナーを守って通行しましょう」みたいなアナウンスが流れます。歩いている人同士がちょっと接触したくらいで喧嘩に至る例が少なくないらしい。私も、電車の中で足がぶつかった人同士が喧嘩を始めるのを見たり、自分が歩いていてぶつかってすらいないのに喧嘩を売られたりしたことがあります。そうした場面に出くわすと、どうしてその人はそんなに追い詰められているのだろう、と思わずにはいられません。もっと穏やかな環境下であれば、その人だってもっと気持ちにゆとりを持てただろう=「いい人」でいられただろうに、と。


2004.11.30

大相撲、終わってみれば朝青龍が今年五回目の優勝。大したもんだ。綱取りの期待された魁皇は十二勝に終わり、綱取りは来場所へ持ち越し。でも、千秋楽の朝青龍戦で「強い」ところを見せ、印象は好かったはず。これまでの「綱取り」場所ではロクな成績残してませんから、大きな進歩です。行けるとすれば、もしかしたら次が最後の機会になるのではないでしょうか。

さて、いよいよ師走を迎えます。街には基督生誕祭関連の電飾が増殖し、風は日に日に冷たくなって行きます。私の一番好きな季節です。いつからこの季節を「一番好き」と感じるようになったのかは定かではありません。ただ、育った地域に影響されている面はあるかと思われます。沖縄のような南国で育てば南関東のような乾いた冷たさは有り得ない=私が今書いているこの季節自体存在しませんし、新潟のような雪国で育っても同様に「この季節」は存在しないでしょう。

つまり、私が好きなのは「東日本の太平洋側に見られる初冬の乾燥した雰囲気」なのだと思われます。ちょっとくらい雪が降っても(或いは、ちょっとくらい雪でも降った方が)いいという部分もありますので、ずっと乾いていて気温が程々に低ければいいという訳でもなさそうです。

みなさんはどんな季節が好きですか。


2004.11.27

また昨日の大相撲の話題から。白鵬対琴欧州、組んだら白鵬が負けるだろうなあと思っていたらやっぱり組んだ後に琴欧州が勝ちました。ころん、って投げちゃった。琴欧州も素晴らしい力士に育ってゆきそうで楽しみです。一方今場所残念なのは、旭天鵬と旭鷲山に元気が無いこと。黒海は昨日は勝ちましたが、やっぱり相撲の上手な人と対戦すると負けやすいようです。相撲にも剛柔両面が要求されるということですね。

と、以上あまり意識せずに感じたことを並べたのですが、くよくよ読み返してみれば登場するのは全部「外国人」力士だったりします。日本人でも稀勢の里とか若の里とか注目している力士はいます。しかし、外国人力士が場所を大いに盛り上げているのも事実。「なにじん」とかいうせせこましい概念は徐々に薄れてゆくのかもしれません。そうなると、逆説的ですがある一定の(狭い)区域で培われた文化は益々重要な意味を持つようになってくるでしょう。

さて、最近この国では「誰でも持っている物」に近づきつつあるデジタルカメラ。日本製品が世界でも大きな市場占有率を保っています。但しここで「日本製品」と書いた意味は曖昧です。部品が実際にどこで作られているのかを考えると、「日本で仕立てた」とでも書いた方がいいのかもしれません。これはデジタルカメラ等の工業製品に限らず、例えば最近流行りの「讃岐うどん」だってオーストラリアの小麦が無ければ成り立ちません。「さぬきの夢2000」100%を謳ったものでもその実80%くらいはオーストラリアの幻だったりするわけです。あなややこしや。

国、文化、製品、そしてそれらを作る人という単位。これらは複雑に絡み合い、よく見ようとすることをさぼると何かを見落としたり見誤ってしまうこともあるでしょう。私はあまり目のいい方ではないので、せいぜい目を凝らしていたいと思います。


2004.11.25

またまた昨日の大相撲ネタ。白鵬、朝青龍にも勝っちゃいましたね。すごい。柔らかく崩されず、相手をよく見て機を逃さず攻める。合気術を見ているような印象を受けました。対して朝青龍。負けん気が禍したようです。しかしこれで優勝争いは面白くなりそう。若の里は元大関の雅山を退け一敗を堅持、魁皇も勝って二敗で追います。今後の展開、目が離せません。

話変わって、お天気。ここのところ、南関東ではいわゆる「小春日和」が多くなっております。小春日和と言えば、小春(こはる)ちゃん。ハクキンカイロこはる(空気孔がハートマーク!)とか、ええぶいじょゆうの小春ひよりではありません。NHKの気象情報に出て来る和風な女性です。真夏のグラサンにーちゃんも相当面白かったけど、小春ちゃんの存在感には敵いません。恐るべし。(snさん情報ありがとう!)


2004.11.23

昨日の大相撲(九日目)、印象に残ったものを挙げてみます。

稀勢の里●対○露鵬見応えのあるいい相撲でした。
垣添●対○黒海黒海のバクハツぢから、すげえ。
土佐ノ海●対○雅山元気な時の雅山の突き押しは本当に重たそうです。
玉乃島●対○若の里若の里、力強く責めてます。

こんな感じ。特に稀勢の里(元「萩原」)と露鵬の一番は、平幕同士なのにこんなにいい相撲!と感心しちまいました。こういう「いい相撲」が増えてくれば、お客さんも自ずと増えてくるはず・・・なんて理想論に走りたがるのは一部の相撲まにやだけでして、現実の集客力/注目度は

高見盛の、勝負前と勝負後の面白い仕草 >>> 稀勢の里と露鵬の見応えある一番

となっているようですから厳しいものです。

綱取りを目指す大関魁皇は重たい琴ノ若を問題にしない「横綱」相撲で一敗を堅持、全勝の横綱朝青龍は今場所あまり前に出ていない旭鷲山を問題にしない横綱相撲で全勝を堅持してます。今日は一敗の白鵬と魁皇が当たりますゆえ、一敗が一人減ります。稀勢の里と琴欧州の若手対決も楽しみですね。でも、

高見盛の、勝負前と勝負後の面白い仕草 >>>>>> その他ぜんぶ

なのは変わらず、でしょうか。いっそ、一部で大人気だったらしい「ヨン様」とやらを「韓国の高見盛」とでも呼びたいくらい。


2004.11.22

最近嬉しくないもの。NHK TVの「プレマップ」とかいうの。長すぎ&頻度高すぎ。「それこそが楽しみだ」という人がいたらごめんなさい。私にとっては「無い方が良いもの」です。

最近嬉しかったこと。奮発して「ただのラジオ」を買いました。ただのラジオを買ったのは、考えてみると初めてかもしれません。walkman(これすら死語か)みたいに、「何かにラジオが付いている」という例はかなり多いのですが。思い返してみると、昔は身近にただのラジオがありました。黒くて味気ない、しかし存在感のある外装のラジオ。それはラジオであるのみで、他の何物でもありませんでした。そして今回、ラジオであるのみの、他の何物でもないラジオを買ったというわけです。非常用のライトなんか付いていませんし、「名刺サイズ」気取りの液晶ちゃらちゃらモデルでもありません。使用する電池は、手持ちのデジタルカメラや登山用ヘッドランプと同じ型です。


2004.11.21

今日、日中は晴れていたのに、夜になって急に強い雨が降り出してびっくりしました。この季節には珍しいような気がします。

さて大相撲。魁皇は日に日に相撲がよくなり、今日などは「史上最強の大関」の称号に相応しい強さで圧勝。このまま勝ち続けて、全勝の横綱と優勝決定戦なんてことになれば面白いですね。

他の力士では、白鵬と若の里が今のところいい感じ。こちらもどんどん勝って優勝争いを盛り上げて欲しいところです。個人的には、黒海が負けまくっているのは残念。やっぱり相撲が下手すぎます、まだ。強い力を有効に発揮できるよう、技術的な面の鍛練も重ねていけばもっと上位まで行けると思います。がんばれ。

少し前の話になりますが、大関栃東はまた怪我で休場しました。大関になってから休場までの成績は、96勝63敗96休だったとな。おおよそ三勝二敗三休の割合。休場を敗戦と同じだとすると、三勝八敗。これじゃあちょっと寂しい。好きで怪我をする力士はいないと思いますが、怪我をしないというのも優れた力士の条件ではないでしょうか。惜しまれるところです。


2004.11.20

今日は山歩記の案内。

裏妙義は初めてです。表妙義の北西側、碓氷峠に近い山塊の北側をちょろっと歩いてきました。紅葉が比較的いい感じでした。


2004.11.19

♪なのはーなばたけえに、いーりーひうすれー・・・

この有名な文部省唱歌、テレビでマライアキャリーが歌っていたのをちらっと聞いたのですが、情けないことに題名が分かりません。困った時のweb頼み」で調べてみたらすぐに判明しました。「朧月夜」。高野辰之作詞、岡野貞一作曲。高野氏は信州豊田村(長野市の北東)の出身、晩年は野沢温泉村(その更に北東)に別荘を構え、そこで生涯を閉じたそうです。

豊田村や野沢温泉村は千曲川沿いにあります。千曲川と言えば甲武信ケ岳にその源があり、いつぞやそこいらを歩いた思い出が(→ Rjにっき - 2003.06.25)。その千曲川沿いに豊野(長野市の北東)から越後川口までJR飯山線というのが走っています。その飯山線は、新潟中越地震の影響で、十日町〜越後川口駅間の上下線で運転を見合わせています。とのこと。復旧の見通しはまだ立っていないそうです。新幹線の復旧を優先するらしく、新幹線の方は来月二十八日開通を目標に工事を進めるとか。

関連情報

最後に。「おぼろ月夜」の素敵なmidiを見つけたので紹介しておきます。


2004.11.18

まず大相撲、四日目までの話。武双山引退しちゃいましたね。黒海は二連敗の後二連勝で星を五分に戻しました。三日目、武双山の最後の相手が黒海ということになったようです。武双山もかつては強烈な当たり(立ち合い)と押っ付けの印象的な人でしたが、そのような相撲を取れなくなってしまい、限界を感じたということなのでしょう。お疲れさまでした。

つぎ、相撲繋がりで別件。昔、ハエトリグモを闘わせる遊び、「クモ相撲」があったそうな。使われるハエトリグモ(ネコハエトリ)は横浜の方言で「ホンチ」と言うそうで、他の地方にも似た遊びがあったかもしれません。今で言う「ムシキング」みたいなものでしょうか。いや、ちょっと違うか。。。

ハエトリグモは日本にも何種類か棲んでいる(時々おうちの中にもいる)小さなクモで、その名の通りハエやらその他の小さいむし(ゴキブリの幼虫等も含む)を捕らえて食べます。所謂「蜘蛛の巣(web)」は張らず、ふらふらさすらって獲物を見つけると「ぴょん」と跳んで捕まえるようです。英語では'jumping spider'と言うそうな。糸は主にセルフビレイ(自己確保)の為に使うもよう。小さいことと巣を張らないことからか、蜘蛛は苦手という人でもこのハエトリグモの仲間に関しては平気だという例も少なくないとか。頭の中央前部にある二つの大きな単眼が特徴的で、近寄ると両手を上げて威嚇したりする様子:
∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい
が可愛いとの評価もあり、なかなかの人気者です。

先刻室内で見かけたので、無謀にも写真を撮ってみました。空の湯飲み茶碗に入ってもらってから撮ろうとしたら、ちょこまか動いて全然撮れませんでした。申し訳ないけど湯飲みの周囲を冷却材で覆って温度を下げ、少し大人しくしていて貰いました。ぴんぼけですが、一応ハエトリグモだと判る程度には撮れてると信じます。

haetorigumo
当方素人につき種別同定不能。体長は頭と胴体の合計で多分6mmくらい。

関連サイト

2004.11.15

大相撲始まりました。何度目かの綱取り場所に臨む魁皇、初日は固くなりすぎてたようです。今日は勝ち、少しは気持ちが落ち着いたでしょうか。先場所九勝に終わった横綱朝青龍は、気合いの入った相撲で二連勝。でもちょっと気合いが空回りしそうな雰囲気も無いことはありません。今後うまく調整できるといいですね。

南関東では、十一月に入ってから暖かい日が多かった。しかし、ここへ来てやっと十一月らしい気温になってきたみたいです。でもまだ最高気温は10℃を大きく超えています。時折山を歩いていると、街の気候をなめがち。電車や建物の中は暑いし。そんな中、既に厚手のダウンジャケットを着ている人も少なからず見かけます。すごい。「地球温暖化」とやらで日本付近の平均気温が3℃くらい上がっても、彼等は余裕で生き延びられる人種と見ました。


2004.11.11

突然ローカルな話題。と言っても東京周辺のことではなく、大阪です。

なかなか良く出来た一筆書き風のシンボルマークに対して、個人的にはあまり良いとも思えないマスコットキャラクター。平成16年11月1日(月)から12月3日(金)まで、愛称を募集します。だそうで、最優秀賞には5万円の賞金。応募ははがきに限定されていてやや面倒ですが、噂によると応募が少なそうとのことで競争率は低いかもしれません。大阪の人も大阪の人じゃない人も、気が向いたら応募してみませんか。目指せごまんえん。

もう一つ。某所でねこの視野の話をしていて、こんなのを見つけました。

webではよくあることですが、どうしてそっくりなんだろう。

因みに視野に関しては異論もあるようです。180度?

人の視野は、(草原で暮らすようになって以降)上下よりも左右に広くなったと言われています。森に暮らすねこは木に登ったりするから上下にも広い(視野がまるい)のかなと思いましたが、実際のところは分かりません。瞳が縦に細くなっている時はどう見えてるんでしょうね。訊いても教えてくれないし。


2004.11.10

昨日の記事、訂正。ハクキンカイロに関連して、Zippoオイルと純正ベンジンで持続時間は「≒」であると記しましたが、実際にはZippoオイルの方が有意に長持ちするようです。また、Zippoオイルが375mlで378円と書きましたけど、正しくは355mlでした。


2004.11.09

今日は話題二つ。まずハクキンカイロ。このところ暖かい日が続いているので、あんまり出番がありません(先日山へ行った時に使ったらいい感じでした)。燃料はその後ホワイトガソリンも試しました。非公式ファンサイト等にも書かれていた通り、持続時間は有意に短くなり(正確に測ってませんが、純正ベンジンやZippoオイルの2/3から3/4程度?)、匂いは少々強いので、単位時間当たりの費用以外の点ではこれを使う利益は無いと思われます。点火容易性も含めてまとめるとこんな感じ:

点火しやすさ
純正ベンジン≒ホワイトガソリン>Zippoライターオイル
持続時間
Zippoライターオイル>純正ベンジン>ホワイトガソリン
匂わない度
Zippoライターオイル>純正ベンジン>ホワイトガソリン
燃料費の安さ
ホワイトガソリン>純正ベンジン≒Zippoライターオイル

点火については、五秒で点くか十秒掛かるかといった程度の差異ですので、大した問題ではありません。値段は純正ベンジンが500mlで500円程度、Zippoオイルは355mlで378円とかですから、4L缶が2000円程度の白ガスは持続時間の差を考えても格段に安い(ガソリンスタンドで18Lとか大きな単位で買えばもっと安いはず)。

総合的に見て、私のような地味な使い方だとZippoオイルが一番いい、ということになりそうです。家族全員が毎日のように数ヶ月も使う、といった条件では白ガスがいいかもしれません。また、他の用途でホワイトガソリンを常備しているような場合にもそれを流用するという選択はありでしょう。

つぎ、くま。以前紹介したサイトにも書いてあったことが多いのですが、改めて「くまに出会ったらどうするか」の話を書きます。

私の経験と聞きかじりの範囲では、この程度のことを守っていれば(少なくとも距離のある遭遇である限り)くまの方で逃げちゃうようです。「しなきゃいけない」ことなど無く、「しちゃいけない」ことが幾つかあるだけです。よく報道で「クマに襲われる」などという表現がされていますけど、あの内気なツキノワグマが頼みもしないのに寄ってくるなんて上手く想像出来ません。空腹で錯乱している場合もあるのでしょうか。

思うに、野生動物との接し方を知らない(考えたことすらない)人間が増えているせいで、無用な衝突が生まれている。現実にそこに棲んでいる動物達の存在を、現実的に認識出来ない人間が増えているのではなかろうかと。東京の奥多摩辺りにも、ムササビやらリスやらテンやらタヌキやらシカやらサルやらツキノワグマなんかが居るんですけどねえ。(他にもイノシシやらキツネやらウサギやらカモシカやらイタチやらモモンガやらアナグマやらハクビシンやら何やらが居るそうですが、私が奥多摩〜奥秩父周辺で見たことがあるのは前記のみ。あ、モグラの仲間も死骸ならいっぱい見てます。ネズミ類は都市部にも居るので放置。)


2004.11.04

亜米利加大統領選は、アフガニスタンやイラクで全然関係無い市民を虐殺しまくった人が再び選ばれたようです。私の印象では、亜米利加合衆国の北東部と五大湖周辺と西海岸には都市が多い。そして、その地域では大体ケリー候補が勝っています。と言うより、殺戮の好きな人を選びたくなかっただけ、なのかもしれません。

ここで、「田舎者」という侮蔑的な匂いの漂う語を定義してみましょう。それは、大海を知らぬ井の中の蛙。外の世界に目を向けず、自らの位置を相対化出来ない者。「フセイン政権を倒して亜米利加はより安全になった。」とか言ってる人をまた選んだのは、そういう人達なのではありますまいか。

ま、私もそうならないようにせいぜい気を付けたいと思います。


2004.11.02

昨日は新しい日本銀行券(お札)が三種類出たそうな。新種のお札は、何年か前に二千円札とかいう記念紙幣か何かが発見されて以来です。私んとこにはまだ回ってきてませんが、素早くも銀行で替えてきたひとに見せてもらいました(但し一葉以外)。ホログラムがきらきらしてました。野口英世は独特の癖があって面白いと思います。

今日は亜米利加大統領選の日。前回の選挙ではアホみたいにごたごたしたようですけど、今回はどうなることやら。ちょっと前に、世界の何カ国かの新聞社だか何だかが協力して行った世論調査によると、全体としては「亜米利加という国は好きだけどブッシュは嫌い。」という傾向が見られたそうです。アフガニスタンやイラクで全然関係無い市民を虐殺しまくった事実を本国の民がどう見るのか。興味あるところですね。結果がいつ出るんだか知りませんが。

明日は文化の日、東京で晴れの特異日。状況が整えば西上州の山にでも行こうかと思っていましたが、ちいと稀な機会(別の用事)を優先したので止めにしました【お世話様でした > 関係各位】。まだ新潟の地震のズレ残りが多少気になるところではあったので、丁度良かったのかもしれません。週末、晴れるといいな。。。

最後にハクキンカイロ続報。Zippoのライター用燃料を入れて使ってみました。微妙に点火しにくいだけで、発熱には問題無し。持ち時間は正確に測ってませんが、極端な差は無いようです。匂いは、巷で言われているように純正ベンジンよりも少ないようです。やった。


2004.10.31

今宵はHalloween。♪つくつくてーてーつくつくてーてーつくつくてっ・つくつくてっ・つくつくてっ・つくつくてっ・・・なんて言っても三人くらいしか分からないかもしれませんね。すいません。

Haloweenを迎えるとそろそろ冬の匂いがしてきます。今年、南関東ではその第一弾を29日の朝に感じました。新潟の被災者を見ていて&昨冬の山での経験から、ハクキンカイロを買ってみました。扱っている店が少なく入手は比較的難しいとのことでしたが、近所(隣駅北口商店街)の古くからあるらしい薬局で純正燃料と共にあっさり入手出来ました。やった。扱っているということで有名らしい東急ハンズでは、池袋店にあるそうです。新宿店には無かったとか。(最近の情報。)

ハクキンカイロについては、「ハクキンカイロ 非公式ファンサイト」にいろいろ詳しい情報が載っています。使い捨てカイロとの機能上の主な違いは、低温下でも安定して高い温度を維持できるという点でしょうか。寒いとこ行くと使い捨てカイロって発熱止まっちゃうんですよね。身体に着けて使っていれば大丈夫ですが、山でのカメラ(&電池)保温用には不向きでした。

早速試してみると、軽くて小さいのに暖かい。むしろ熱いくらい。製品に付属のフリース袋に入れただけで皮膚に密着させていると、低温やけどを起こしそうです。何かにくるんで使うのがいいでしょう。燃料としては、純正ベンジン(燃料用。染み抜き用とは違う。)の他にZippo等のライターオイルやホワイトガソリン(ホームセンターや登山用品店に置いてあるやつ。自動車用のガソリンとは違う。)なんかも使えるそうなので、今後これらも試してみたいと思います。

hakukin kairo
銀白色のやつがハクキンカイロ3R本体


2004.10.27

何だか色々な事が起こるのでどうしたらいいんだかよく分からなくなってしまいました。取り敢えず、レッドソックスとカージナルスの優勝決定シリーズではレッドソックスが三連勝したそうです。ベーブ・ルース放出による呪いから解き放たれる時が来るや否や。

今宵は冷え込んでいます。


2004.10.24

今日は運動してきました。こないだと同じ某市営施設で、やっぱり電灯は1/4しか点いてませんでした。暗い。今回はシーズン最後のオマケということで、気楽な雰囲気でした。結果はまあまあ良かったけど、相手がしょぼしょぼだっただけ。特別自分の出来が良かったという訳ではありません。

新潟の地震のこと、立山の成因のこと、スギヒラタケのこと、クマーのこと等、幾つか書きたいネタはあるのですが、へばへばなせいかまとめられそうもないので今日はこれだけ。


2004.10.23

台風被害すごかったとか書こうと思っていたら、新潟で強い地震がありました。東北から関西まで揺れたようです。情報がなかなか入ってこないので、被害の状況がよく分かりません。小千谷市等で震度6+だったというから、かなりの被害が出ていることでしょう。新幹線も脱線したそうです。幸い停車間近で速度が低く、大きな惨事には至らなかった模様。

最初の地震の大きさはM6.8、浅い震源の、よくある断層地震だったようです。この手の地震としては規模がやや大きめ。震源付近での揺れは相当なものだったと思われます。で、東京湾周辺でもこの位の地震はいつ起きるか分からない、と。


2004.10.20

台風23号、「とかげ」。今年十個目の上陸台風となりました。只今本州を縦断中。南関東でも夕方から時折雨足が強まっております。風は今んとこ弱め。今夜遅くにはピークになるでしょうか。

台風関連のニュースを見ていていつも思うんですが、ニポンジンって傘が好きですよね。暴風で傘なんか使い物にならないだけでなく開いた瞬間に壊れてしまうのが分かっているような状況でも、みんな嬉しそうに傘を開いて壊している。不思議な光景です。実は新しいのに買い替える口実が欲しいだけ、とか?


2004.10.18

ごじら松井はア・リーグ優勝決定シリーズでその後も大活躍。今日は負けましたが、ここまでヤンキースの三勝一敗。この調子であと一つ勝ってリーグ優勝を決め、その後の全米覇者決定シリーズでも活躍を期待したいところ。

日本では、超大型の台風23号(通称「とかげ」)が着々と接近中。南関東でも既に明日から雨が降り始め、台風が行っちゃうまで雨が多くなりそうな気配です。上陸すれば、今年十個目となります。今年は台風の当たり年。次の台風24号も、23号を追うような形で日本へ近寄るかもしれません。確かにこんな年は珍しいのでしょう。


2004.10.13

米大リーグ、アメリカン・リーグの勝者を決める戦いが始まりました。ごじら松井のいるニューヨーク・ヤンキースと、ベーブ・ルースの呪いで優勝できないボストン・レッドソックス。第一戦は松井が三安打五打点の活躍でヤンキースが勝ちました。ヤンキースの先発投手は途中まで完璧に相手打者を押さえていましたが、一本ヒットを打たれたらがたがたに崩れ、一方的になるかと思われたゲームも終盤で一点差になるなど一筋縄では行かない感じでした。

一方、日本のプロ野球。livedoorと楽天の新規参入争いは激化し、青森やら山形やらこれまでプロ野球にあまり縁の無かった地域でも何かが動いているようです。で、うち捨てられている感があった今宵の阪神対横浜戦。パ・リーグでは急性肝炎で入院した三冠王打者松中の不振もあってかプレーオフで西武が優勝を決め、コクドの堤会長が何かの責任を取って引退だか辞任だかを表明した今、「え。まだやってたのかよ。」と思ってしまいました。阪神と横浜ファンの人、ごめんなさい。

さて、絶滅も近いと思われる本州の月の輪熊。相変わらず各地で大騒ぎになってるようですが、ツキノワグマは本来内気で大人しい生き物です。やたら恐怖を煽るような報道やら何やらは放っといて、有用と思われる関連サイトを幾つか並べます。気が向いたら読んでみて下さい。

最後のサイト、「くまさんのはちみつ奮闘記」が秀逸やも。


2004.10.09

台風22号、大量の雨を降らせて去って行きました。東京大手町では昨日午後からの総雨量が280mmを超えたようです。あちこちでいろいろ崩れ、電車等の交通機関にも大きな影響が出たもよう。19時頃にはほぼ雨も止み、天候は急激に回復していってるようです。

東日本に上陸した台風としては相当強いものだったそうで、石廊崎では67.6m/s、横浜でも39.9m/sの最大瞬間風速を記録したとのこと。これで日本への上陸台風は九つ目、しっかり記録を更新しました。今年のイチローの安打とか惨殺された熊とか直撃台風の多さはちょっとびっくりです。とか言ってたら、近いうちにまた更新なんてこともあるやもしれませんけど。

そういや、テレビ(NHK総合)ではずっと台風関連の情報を流していました。で、街を行く人の様子なんかもしばしば映ったのですが、みんなずぶ濡れになって嬉しそうでした。因みに私も一番雨の強い時(17時半頃)に外へ出てみました。誇張ではなく一秒でずぶ濡れになりました。

さて、明日は台風一過の晴天かしら。


2004.10.08

強烈な台風が近づいています。上陸すれば今年九個目、また記録更新。台風に刺激された秋雨前線の雲は既に日本を覆い、南関東でも雨がじゃあじゃあ降っています。まだ気温は低めで、冷たい雨。

FM富士を聴いていたら、Helloweenの'How Many Tears'が掛かりました。Kaiが例の声で歌ってるやつ。Ingoのドラムが耳にそしてどっか他の所にも響きました。この曲を初めて聴いたのはいつだったかな。その時はまだIngoも生きていたんですけどね。

今宵はこの後冷たい雨にでも打たれてこようと思います。


2004.10.06

今日は久し振りに晴れて暖かくなりました。明日まで晴れる所が多いようです。今度の週末は、台風が寄ってきたりすることもあって天気は崩れそうな雰囲気。

先週末、阿弥陀岳に南陵から登って御小屋尾根から下りました。山頂では本州の真ん中ら辺にある主立った山々がほぼ全て見えました。本州は細いな、と感じた瞬間。


2004.10.04

昨日は運動してきました。冷たい雨の中、てくてくと某市営の総合運動施設に行ったのですが、主闘技場と名付けられた会場は・・・天井の電灯を全体の1/4しか点けてくれない、けちなとこでした。暗いんですけど。

自分の結果は、相手がやや格上だったことを考えると妥当なものか。敗北です。身体の各部のねじが微妙に緩んでいた感じで、今一つ精度の高い動きが出来ず、やや不満。疲労の蓄積が多少あったのかもしれません。ちきしょう。

さて大リーグ。イチローは結局262安打で最終戦を終え、打率0.372で見事首位打者を獲得。昨年と一昨年は二位だか三位でしたから、三年ぶりの首位打者ということになります。おめでとう。ヤンキースの松井は惜しくも打率三割に届きませんでしたが、108打点、本塁打も31本だか何だかで立派な成績です。ヤンキースの地区優勝にも大きく貢献しました。おめでとう。投手の方では、元ヤクルトの高津がホワイトソックスで6勝4敗19セーブ、防御率2.31の成績を残し、抑えの柱として活躍しました。おめでとう。ドジャースの石井は13勝8敗、野茂は4勝11敗でした。その他の人も含め、日本人選手の細やかな成績は「MLBスタジアム」あたりに載っているようです。

最後にまたツキノワグマの話題。民家周辺に出没する事例がその後も多発しているもよう。酷暑と台風で、山にはよほど食い物が少ないんだろうと思われます。杉や桧の植林には食い物なんざ全くありませんしね。小さいクマが大勢のニンゲンに囲まれて怯えている様子をテレビで見ました。他のクマが大勢のニンゲンに囲まれて撃ち殺される様子もテレビで見ました。最近はなるべく撃ち殺さない方向での対処を取っている所が増えているそうですが、それでも撃ち殺される事例は少なくないようです。


2004.10.02

大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー選手が年間最多安打の記録を塗り替えました。これまでの記録は1920年のもので、「84年振りの更新」ということが話題を大きくする原因の一つになっていると思われます。因みに当時は年間試合数が154だったとのことです。今は162試合、イチローの記録更新は159試合目に成されました。当時とは試合数以外にも異なる条件が沢山ありますから、単純に比較してシスラー選手とどっちが凄いとか言うのはあまり意味が無いかもしれません。しかし、私は讚えたい。

おめでとう。そのプロ意識たるや善し。

256安打と記録に並ぶまであと一つというところで159試合目が始まり、その試合で三安打して今は259安打。あと二試合でどこまで記録を伸ばせるか。ここまでの数字は本人でもそう簡単に再現出来ないかもしれませんゆえ、行けるとこまで行っといて欲しいです。ま、彼のことですから三年後にまた記録更新しちゃうなんてこともあるかもしれませんけどね。

ただ、その大記録(のみならず、守備や走塁での素晴らしいプレー含めて)の裏には並ならぬ努力があります。や、私は直接見た訳ではないけど、彼が天賦の才だけであそこまで凄いわけではない。それを思う時、何か強く励まされるものを感じます。彼は単に一流の娯楽職人であるだけではなく、もっと大きな力を持った人だと思います。



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