uchiujin Rjにっき - 2005/Q1 uchiujin


周辺きじ


2005ねん・第一四半期

2005.03.31

最近暗くて嫌になってた自転車の前照灯を交換しました。サンデン電装株式会社というメーカーの、「XII-100L」というモデルです。これまで使っていたのは「XI-100」というモデルでして、ええと、そういうモデルだったということには新しいのを買って帰ってから気付きました。店頭で選んだモデルが偶然前のの後継だったのね、と。

自転車用前照灯と言うと、最近はハンドルに付ける電池式の(しばしばLEDを使用した)ものが主流になっています。しかし、こういったものは

ということで、少少の重さや走行抵抗が気にならない用途にしか使っていない私は古典的な発電機付きのものをまた買っちゃったのでした。んで、新旧モデルを比較。

モデル名電圧電流電力
XI-1002.5V0.3A(0.75W)
XII-100L6V(0.4A)2.4W

※()内は製品に表記が無かったので、単純な計算式から導いたもの。

この「2.5V」とかいうのがどういう条件でのものなのかは不明ですけど、同じメーカーの同系製品だから同等の条件でのものだと仮定すると、前のの三倍くらい明るくなってるはずです。まだ試用してみてないので実際は不明ですが、その場で前輪を持ち上げてくるくる回してみた範囲ではかなり明るくなってる様子。実走が楽しみ。

ついでに、劣化して抜けかかっていたハンドル握り部のゴム筒と硬くて困っていたサドルも交換しました(これらは安物選択)。新しいグリップ、はめるのが大変でしたのだ。あとは壊れてるギアチェンジするやつ(正式名称知らない)を直してやれば、大分ぼろっちくなっていた私の自転車もかなり復活します。


2005.03.30

今日は私の行動圏にあるそめいよしのがぼろぼろと咲きました。でも、靖国神社にある気象庁の観測対象木では咲いた花の数が「開花」と認めるには足りなかったとか何とかで、開花宣言は出せなかったもよう。因みに靖国神社というのは江戸城址の北側にあります。江戸城址の周辺には桜が多い。

夜はア式蹴球2006年世界杯亜細亜地区予選の試合があり、にっぽんはバーレーンと対戦しました。前半は点取れそうな感じが薄く、どうなることかと思いました。後半は結構攻めていたので、そのうちPK貰うか何かして一点くらい取れるだろ、と思っていました。結局、相手選手の自殺点が決勝点となったようですが、まあ内容を見ると結果は妥当かな、という気がします。

ところで、今日行われた他の試合に関して、こんなニュースの見出しが。

共同通信 2005年3月30日(水) 22時3分
判定めぐり数千人暴徒化 平壌の競技場

先日のにっぽんとイランの試合では、イランの応援者が物を投げてにっぽんの応援者に当たっただとか、試合後に混乱が生じて五人死んだとか、そんな話もありました。英国などには「ふうりがん」と呼ばれる与太者がいるそうですし、何か物騒な傾向があるのかもしれません。日本のア式蹴球ファンはそんな風にならないことを祈りましょうか。


2005.03.29

昨宵遅く、インドネシアででかい地震があったそうです。昨年暮れのでかい地震の影響で、そこいらが歪んでたんだと思います。ちょっとした違いから、今回は前のような恐ろしい津波は起きなかったようですが、被害規模の大きさは現時点ではまだよく分かりません。

今更ですが、地震の「マグニチュード」という指標について。よく「M9.0」とか「M8.7」とか言われてるやつです。これは地震で発生した(解放された)エネルギーの大きさを示すもので、

log E = 4.8 + 1.5M
※エネルギー(E)の単位をJ(ジュール)で表した場合。単位がerg(エルグ)なら定数部分は11.8。

という関係が有名です(グーテンベルク=リヒターの式)。この式をもう少し柔らかく言い換えると、「マグニチュードが 2 大きければ、地震の規模は1000倍」ということです。因みに、地表のどこかで観測される揺れの強さは例えば「震度」等で表しますが、それとは別のもの。音響装置に喩えると、スピーカーからの出力がマグニチュードに相当するもの、ある地点で聞こえる音の大きさが震度に相当するもの、とでもなりましょうか。

マグニチュードと言っても色んな種類(求め方)がありますが、基本的には「実際の観測値から全体の規模を見積もる」計算式に従って算出されています。観測対象とする現象や計算方式が違えば同じ地震でも結果が異なるのが普通で、それ故マグニチュードを較べる際にはそれがどのような方式で求められた値なのかを常に気にする必要があります。大きな地震で最近よく使われているのは、モーメント・マグニチュード(Mw)というもののようです。

で、前回及び今回のスマトラ島付近の大地震の場合、アメリカ合衆国地質調査所の発表によるとそのmoment magnitudeはそれぞれ9.0及び8.7とのこと。10の0.45乗は約3ですから、規模としては今回の地震は前回の地震の大体1/3程度、ということでしょうか。ただ、この件に限らず地震のマグニチュードの数値はそれほど厳密なものではないので、あくまで目安です。

ぐだぐだと偉そうに書いてしまいましたが、私は地震学の専門家でも何でもありませんのだ。嘘や不適切な言い回しがあったら突っ込み入れて下さい。

関連リンク

2005.03.28

最近時折見かける、「何かが欠けている」と思わされるもの:'DHC'。一字足すと安定します。足すべき一字の候補は二つあり、一つは'O'、もう一つは'P'です。

DOHC

'Double OverHead Camshaft'のこと。自動車等に使うエンジンの吸気弁や排気弁を上下させるカムシャフトが、二重になっている(吸気側と排気側が独立している)やつです。吸排気を効率良く行える為、エンジンをブン回せるようになりがち。「ツインカム」とか呼ぶ場合もあります。因みに私の乗ってる単車はDOHCエンジンで、一分間に19,000回くらいまで回せます。すごいでしょ。回転数が多けりゃいいってもんじゃありませんが。でもその単車、4,000rpmくらいでも普通に走れます。むしろそっちの方がすごいかも。

DHCP

'Dynamic Host Configuration Protocol'のこと。RFC2131に色々書いてありますが、私は読んでません。身近なところで言うと、「プロバイダに加入してインターネットへ接続する際、自分の使うパソコンにIPアドレスを割り振ってもらう為の仕組み」です。いちいち手で小難しい設定をしなくてもインターネットにすぐ繋がっちゃうので便利。その反面、あまり知識の無い人でも気軽に無防備に自分のパソコンをインターネットへ繋げちゃったりするということなので、危険な側面もあると言えばあります。

話違いますが、こないだ雨がぱらぱら降った強風の日に、いつも使っている傘が壊れました。傘が壊れたと言うより、布部分が骨の先っちょに留めてある箇所が破れて外れました。折り畳み傘を使っていて「一番最初に駄目になる」のは、殆どの場合この部分であるように思います。破損しやすい箇所を強固に作るという発想、「使い捨て」文化の中では揉み消されちゃうんでしょうかね。破れた所を補強してまた縫えば治せそうですけど、それはそれで結構面倒だったりします。この「面倒」ってのが使い捨て文化を育む肥しですか。すいません。そのまま面積の小さくなった傘を使います。


2005.03.27

今日は快晴で暖かい一日でした。花粉さえ飛びまくっていなければ、単車でぷらっとどっか遠くまで行っちゃいたくなるような陽気です。そんな中、半年振りくらいで運動してきました。予想された通り、身体ががたがたになりました。うー。季節外にも多少やっておくと違うんだろうけどなあ。

さて大相撲。昨日は黒海が若の里を際どいところで押し出して勝ち越しを決め、今日も黒海は出島に勝ちました。九勝六敗。けど、出島相手に立ち合い直後のはたき。がつーんと行ったれや、がつーんと。新関脇の白鵬は今日勝ってぎりぎりで勝ち越し、関脇から前頭筆頭に落ちた若の里も今日勝ってぎりぎりの勝ち越し。前頭三枚目の土佐ノ海は久々に二桁勝利、新小結の琴欧州は予想通り苦しんで四勝十一敗。昨日から黒いまわしに戻した横綱はその後魁皇と千代大海に勝って三場所連続の優勝。つよいつよい。

次、プロ野球。パリーグは開幕して、楽天とか何とかとか、新チームもいよいよ本番とつにゅるれしたようです。その楽天、オフには「百敗する」とか言われていたものの初戦は見事勝利で飾りました。しかし、今日は26-0で負けたとか。すごい負け方です。しかもロッテに。仙台市民の野球ファンはちょっと複雑だったかもしれません。でも、これから色んな事が変わっていくでしょう。

ところで、「楽天」(プロ野球チーム)のフルネームって何でしたっけ?


2005.03.26

巣鴨の靴屋の靴。オーダーしといたやつです(っても、出来合いの足型をベースに微修正してもらっただけ)。取りに行ってその場で履いて様子見て、手入れ方法など教わって持って帰ってきました。履く前にまず靴墨で手入れしてね、とのこと。

初めは靴用防水スプレー(フッ素系)をしゅーしゅーかけ、乾いてから靴墨で磨き、更に山靴用に持ってるKIWI wet pruf(防水ワックス)で磨いておしまい。靴墨を時々入れてやらないと色が褪せると言われたので、今後の普段の手入れは靴墨で磨くというのが中心になるでしょう。防水性が落ちてきたと感じられたらまたwet prufを塗ってみるよてい。

因みに製法は「ステッチダウン」ってので(去年買ったダナーのSuper Rain Forest 8"と同じ方式)、要するに原始的に縫い合わせるんだろうという程度の理解しか私にはありませんが、丈夫そうです。靴底も硬く(最外層はビブラムのロッチャ;モンタニアよりも少し薄くて固くて溝の浅いやつ)、下手な軽登山靴より硬いような気が。ま、これで山を歩くつもりはありませんけどね。

GORO plain-toe
ゴロー:プレーントゥ


2005.03.25

いやー、負けちゃいましたね。うーん。前半もやられてたし、仕切り直しての後半も相手は最後まで隙を見せずに攻めてきた。これまでの対戦成績も五分だということですし、ああいう相手は苦手なのかもしれません。

てことで、栃東に破れて朝青龍の連勝はストップしました。

靴、取ってきました。まだいろいろしてないので、詳細はまた後日。今宵は眠いのです。


2005.03.24

昨宵、ちゃんと大相撲ダイジェストを見ました。やった。黒海は久し振りに勝ったようです。やった。ところで、「霜鳥」と「霧島」って似てませんか?

さて、今日は熱の話。熱力学とかじゃなくて、体温です。ヒトの体温は大体36-37℃と言われていますが、これには個人差がある。更に、体温が何らかの原因で上がった時、どのような変化が身体や感覚に生じるかといった点でも個人差が大きい。例えば、38℃くらいで既によれよれになってしまう人もいれば、40℃でもちょっとぼーっとするだけという人もいる。そういう違いです。

私の場合はこんな感じ。腋下で測ってますが、絶対値にあまり意味はありません。何℃上がったらどんな感じになるかってな点だけ見て下さい(発熱以外の顕著な症状を無視しつつ)。

体温状態
36.5℃前後平熱は多分このくらい。
37℃台前半気付かない。長いことここに住んでいたことがあった。
37℃台後半平常時との微妙な違いに気付く程度。一応無視しとく。
38℃台前半ちょっと熱っぽいなと感じる。激しい運動は出来ない。
38℃台後半だるい。短時間の外出やデスクワーク程度なら出来る。
39℃台前半ふらふらする。食欲減退する。出来れば動きたくない。
39℃台後半よれよれする。階段の登降は慎重に行わないと落ちる。
40℃台前半こないだオトナになって初めて突入した。起きるの嫌。

・・・等と書いてしまいましたが、こんなの見ても面白くないっすね。どうしよう。まあ、身近な人達とのお話のネタにでもどうぞ。花粉症の人はくしゅんくしゅん言ってる時体温37℃台に入っていることも少なくないでしょうから。


2005.03.23

今日は昨日よりもちゃんとした雨が降ったので、黄色い粉が減ってお外は快適でした。でも建物内に入ると、どこぞに蓄積された黄色い粉が舞っているらしく・・・

朝青龍は順調に勝ち続けているようです。黒海は負けが込んできたようなのですが、最近見逃してばっかなのでどんな負けっぷりなんだか知らず。今宵こそ大相撲ダイジェストを見ようっと。

野球の話題も増えてきました。ヤンキース松井はオープン戦ではかなりいい「振り」をしているようなので、レギュラーシーズンが楽しみ。イチローも昨年の記録は必然であったと証明するような安定度。しかし彼はもっと上を目指すことでしょう。

もうすぐ25日。25日は、時間があったら巣鴨まで靴を取りに行こうと思ってます。


2005.03.22

最近気になるもの。

上は、何かの本の題です。身近に面白い「みやじま」さんがいて、その人の生い立ち等を綴った物語ならさぞかし楽しいだろうな、と想像してしまってにやけそうになります。下は、真面目そうな文章なのに突然出て来るから、ぷぷっと噴き出しそうになります。因みに「博物館を楽しむヒ」の続き。片仮名書きと改行位置、狙ってるとしか思えないのです。

別の話題。氷川(奥多摩)と高尾山で山火事とな。今日は僅かに雨が降りましたが、最近乾燥した日が続いているのでたいへんです。花粉も図に乗るし。先日桐生の件でも書いた通り【Rjにっき - 2005.03.13】、放置され杉は花粉症の人の敵です(っつか、ここ数日の花粉大量悲惨で私も他人事とは言えなくなりました)。しかし山火事自体は恐ろしいものでしょうから、起きないに越した事はないです。豪州等で自然に起きるものとは違いますしね。


2005.03.21

くっきり見えていたはずの月が霞み、遠くの電車の音が聞こえてくるから明日は雨かな。この連休中は花粉が本気で襲ってきたので結構厳しかったっす。

今宵は楽しい集まりがありました。みんなで飲んで食べて騒いで語って、あっという間にお開きでした。でも、春なのでちょっと寂しい集まりでもありました。ある時間何かを共有して、その後はみんなそれぞれの場所へと散ってゆく。なんだか卒業式みたいですね。

それぞれの時間、それぞれの場所、それぞれの思い。皆に幸多からんことを。


2005.03.20

今日で地下鉄サリン事件から十年。この十年という時間、たまたまほぼ同時期に起きた神戸の震災とはまた異なった意味を持っていることでしょう。被害者やその家族、遺族の方々は、今も尚直接的間接的な被害に苦しんでいる場合も少なくないはず。「十年」という時間は何らかの区切りたりうるのでしょうか。

今日午前中、北九州で大きな地震があったそうです。M7.0とのことですから規模としては神戸の地震よりはやや小さめ、揺れは最大で震度6弱なので昨年の新潟の地震よりやや弱めでしょうか。被害状況は今伝わっている範囲ですと直接亡くなった方が一名、怪我人が数百名。福岡辺りに住んでいる人の話によれば、物がいっぱい落っこちたりして大変なことになっているとな。比較的大きな地震の少ない領域だそうですが、地震で出来た日本列島、油断は禁物ということなのでしょう。油断してなくてもどうしようもない部分は多そうです。せめて被害を少なめに。

関係ありませんが、先週末の山行記。雪ありまくりの富士山麓お散歩です。


2005.03.19

最近、街で華やかな民族衣装みたいなのを着た女の子達をよく見かけます。そういや、花粉の飛ぶこの季節は所謂「卒業式」の多い頃でした。華やかな衣装を纏った子達は、それぞれどんな思いを抱えて新たな世界へと進んでいくんでしょうね。いちいち訊いてみたら面白い話を沢山聞けるのかもしれません。

さて今宵は先週も見たてれびどらまの最終回でした。途中から見たら、何だかやっぱり素朴な意味で「いいお話」でした。卒業式かあ、自分がその年頃だったこともあるなあ、等と思い出しながら見てしまいました。何でも自分で出来るから他人の助け(余計な世話)など要らないと思いたいにも拘わらず、実際にはまだまだ自分の行為に対する責任を負うことが出来ない。そんな半端な年頃。その場に留まることは許されず、未来に向かっての展望を抱けず、この世界の拡がりを感じられず、自分がそこに居る意味も見出せず、かと言って全てを捨てて去る勇気も持てない。そんなろくでもない状態でした。

話が暗くなってしまいましたが、そういうろくでもない時期を通過したことも、今となってみればそれなりに意味のあることだったのかなと思えます。戻りたいとは思わないし、もう一度やれと言われたら音を上げそうですが、そんな時代のことは忘れないし、これからも「今」の自分を成す一部として抱えていくでしょう。

今春、何かを「卒業」する人、おめでとう。新たな世界で、新たな自分を活かせますように。辛い時には思い出して下さい、この世界を自分が全て知っているわけではないということを。

大事なことは目に見えないのさ。(きつね)


2005.03.18

昨日は黒海が「苦手」琴光喜に勝ちました。やった。これまでは琴光喜の巧さにうまくかわされていた彼のばか力、今回はぎりぎりのところでかわされ切りませんでした。黒海が一回負けた時を見逃してるのが残念。はたかれて落ちたのかな。そこいらは課題です。突き/押し方が雑すぎる。その辺が持ち味でもあるわけですが。因みに今宵の大相撲ダイジェストは25:40から。遅めです。

昨日、演奏家の話を書いたら、知り合いのひとがろすとろぽうびちと一緒にやったことがあると判明して大変びっくりしました。そのひとが主に演奏するのは他の楽器なのですが、ちぇろも弾けるそうでまたびっくりしました。

関連記事(その知り合いの人の記事ではありません)
無伴奏チェロ組曲

別の(月並みな)話題。今朝は快晴でした。でも、段々雲が出てきて、午後には僅かな時間ですが雨もぱらぱら、やがてばらばらと降りました(「ぱ」と「ば」が見分けられないという方は、フォントの持つ意味について少しお考え下さい)。たまたま外を歩いていて雨に降られた私と私の背負い鞄。屋内に戻り、少しして雨滴の乾いた鞄の表面を見ると、黄色い細やかなまだら模様が出来ていました。恐るべき花粉悲惨量です。花粉症の症状が出まくりな人にとっては、地獄の様な毎日なのではないでしょうか。反応の鈍くなってきた私ですら、流石に今年は厳しいと感じています。

そんな中でも、すずめやむくどりやからすやばかはとは元気。からすは巣作りの時期らしく、一所懸命に巣の材料とする小枝や何かを集めている姿をよく目にします。唄にある「からすの子」って実物見たことないけど、きっと可愛いんでしょうね。


2005.03.17

昨宵は「大相撲ダイジェスト」が始まる前に寝ちゃいました。眠すぎ。遅いんだもん。今宵は昨宵よりも早い時間帯にやるようですので、ちゃんと起きてたいと思います。

昨宵だったかその前の宵だったかに、ようようまの話をやってました。音だけ聞いてました。ようようまはいい演奏家だと思います。しかし、ぱぶろ程の凄みは無い。この曖昧な「凄み」という部分、数値化したりして較べるのが難しい領域の一つかと思います。しかも、あくまで「私にとって」ということですからね。たとえ演奏の全てを数値化して較べたとしても、聴き手に委ねられた部分までは測っていないから結局はっきりしないのかもしれません。言い換えると、半分は私の妄想ってこってす。


2005.03.16

みなさんは、間抜けなお人よしがうようよわらわらぬくぬくごろごろしている世の中と、「出し抜かれてたまるか」とばかりにぎすぎすぴりぴりびくびくかりかりしている人だらけの世の中と、どっちがいいですか。私は前者。でも、両者が接すると勝ち残るのは後者。劣性遺伝子?

♪風車よ風車、止まらず回れ
♪道を教えて、今日連れてって
♪風車よ風車、心は慕う
♪愛に憧れ、自由に焦がれ

'windmill' by Helloween


2005.03.15

油断してる間に大相撲が始まってます。昨日までのところ、黒海は快調。押して駄目でも押してみな、という彼の持ち味を生かした相撲で二連勝。ニュースによると今日も勝って三連勝した模様。しかし、今宵NHKの「大相撲ダイジェスト」が午前4:00の回だけってのは酷いですね。

他の力士では、朝青龍が落ち着いた取り口で勝ち星を重ね、先場所は綱取り大失敗に終わった角番の大関魁皇も三連勝しているようです。引いて駄目でも引いてみな、の千代大海はどうなったんだか覚えてません。琴欧州はちょっと苦労しそうな場所でしょうか。まあ、まだ序盤ですしこの後のことは分かりませんけど。

違う話。マラッカ海峡で日本のタグボート「韋駄天」が海賊に襲われたとか。マラッカ海峡と言えば海賊の巣窟、「トライガン」に出て来る砂蒸気みたいな巨大な移動物体(例えばでかいタンカー)ならそう簡単には襲われないようですが、今回襲われたのは小さいタグボート。タグボートに金目の物なんてあるのかなと最初ニュースを聞いて思っていたところ、金品だけでなく船長ら三名が拉致されたそうな。身代金目的の誘拐?

もう一つ、卑劣な犯罪の話題。UFJ銀行を騙るフィッシング(釣り)メールが出回ってるそうな。UFJ銀行のふりをして利用者の契約番号とパスワードを盗み取ろうとするものだそうな。ただ、その手法は比較的稚拙で、メールにあるURLを開いてもブラウザのURL欄には嘘っちょの(UFJ正規のものではない)URLがそのまま表示されるそうな。今後この手の怪しいメールはまだまだ増えるんでしょうね。HTMLメールがゴミにならず普通のメールのように表示されてしまう環境でメールをお使いの方は、十分に注意して下さいまし。


2005.03.14

レイモンド・ブリッグス著の「風が吹くとき」('When The Wind Blows' by Raymond Briggs)という絵本を読みました。絵本と言っても普通のとは違い、漫画みたいなやつです。最初に出版されたのは1982年、題材は核戦争です。(以前お薦めしてくれた諸氏、ありがとう。)

改めて思う、実際に核爆弾を戦争で落とされたことがあるのは日本だけであることを。そして、「冷戦」の最中にあって、「彼等」の多くには恐らく(原爆を体験していない私よりも)現実的な想像の欠片も無かったであろうことを。私の最初の「核体験」は、「はだしのゲン」でした。所詮漫画、しかしそれは私に「原爆」というものに対する恐怖や嫌悪を植え付ける力を持っていた。後に生の第五福竜丸を見た時よりも強い印象を受けました。

幸いにして冷戦は活性化することなく終わり、現在のところまだ日本は「唯一の被爆国」であり続けています。(実験による太平洋諸地域の「被曝」も洒落で済まないレベルだという認識はありますが、「戦争に使われた」ものではないということでご了承頂きたく。)しかし、その絵本の帯だかどっかにも書かれていたように、核の実戦使用の危険が無くなった訳ではない。恐らく、「彼等」の多くには現実的な核のおぞましさへの想像といったものが欠けているのでしょう。

それが一番恐ろしいことなのかもしれません。


2005.03.13

今日は寒めの一日だったようです。南関東でも、雪のちらついたところがちらほらあったとか。大手町の観測データを見ると、日中の気温は4-7℃前後で「雪」って感じでもなかったんですけどね。お空はきまぐれ。北日本や日本海側の諸地域では大雪みたいです。そっちらにお住まいの方は事故等に気をつけて下さいまし。

そういやこんなニュースがありました。

<スギ花粉>大量乱舞、山火事と消防車出動 群馬・桐生市

 12日午前10時15分ごろ、群馬県桐生市広沢町の住民から、「山から煙が上っている。山火事が起きたみたいです」と桐生広域消防本部に119番があった。消防車1台が出動し、消防署員3人が同県太田市との境界付近の山腹周辺を丹念に調べたが、火事の形跡は発見できなかった。一帯は杉林で、花粉を抱えて赤茶色に染まったように見え、署員は風が強く吹いた時に花粉が黄色い煙状になってあちらこちらから大量に舞っているのを何度も目撃した。(以下略)

(毎日新聞) - 3月13日9時4分更新

あれまあ。山火事は恐ろしいので、山火事でなくてよかった。でも、そんな大量の花粉を飛ばす杉林なんて燃えて無くなってしまった方がよかった、と思ってしまう人もいるかもしれません。私はちょい前から大量に飛び始めた檜に多少反応するくらいなので、そこまでは思わずに済みましたが。


2005.03.12

知り合いの一人が面白いと言っていたてれびどらまを見ました。もうすぐ終わっちゃうようですけど、素朴な意味で「いいお話」でした。んで、そこに出てきたネタ。誰か(何かの)為に頭を下げることについて。私の場合、その重さは大体以下のような分け方で決まってくるようです。。

  1. 自分にとってどうでもいい他人の為に頭を下げる。
  2. 自分の為に頭を下げる。
  3. 自分にとってどうでもよくない他人の為に頭を下げる。

上が軽い。だから、大事な仲間の為に頭を下げるってのは私にとって一番重たい部類に属します。実際にはそういう機会が多く発生するものでもありませんが、必要な時に出来たらいいなと思います。また、もし誰かが私の為に他の誰かに頭を下げてくれたと知った場合、それが上に挙げたどちらに該当するのかによって受ける印象はかなり異なるでしょう。

蛇足気味ですが細かく言うと、「自分の為に」では以下の二つに分けられましょうか。

  1. 自分にとってどうでもいい点に関して自分の為に頭を下げる。
  2. 自分にとってどうでもよくない点に関して自分の為に頭を下げる。

自分の犯した過ちに関して誰かに頭を下げるという事は、自分の間抜けさ加減を再認識するということですので、その内容がどうかによってしょぼーんってなる度合いも変化する、ってだけです。私の場合これは機会が多いので、慣れから自分にとって軽くなっているという面もあるかもしれません。慣れちゃいけないんでしょうけど。。。


2005.03.11

今日は春みたいな雨でした。明日は冬のようです。でも関東平野だけは気温が異常に高いという予報が出ています。ほんとかなあ。天気図見ると冬なんですけど。ま、春だから太陽高いし冬と同じ気圧配置でもそこらに留まってる空気の温度も高いんでしょうね。

自分が一昨日書いた「チューシャ」という文字列がちらりと目に入ったら、「チャーシュー」に見えました。チャーシューと言えばチャーシュー麺。高くていつも食べられないやつです。いつか値段を気にせずチャーシュー麺を注文出来るようなおかねもちになりたいです。

って、小学生の日記みたいになってしまった。いや、今時の小学生はチャーシュー麺如きで悩まないかもしれません。ちきしょう。けど、お金の使い方って本当に人それぞれですね。他人から見たら何でそんなもんに大金使うんだか全然理解出来ない、ってなことも少なくないでしょう。

百回言われた事ですが、お金で買えないものは沢山あります。例えば、富士宮口五合目から二時間半で富士山頂に立てる体質とか、ひゃくめーとるを10びょうくらいで走れる体質とか、色々。お金で手に入らないものを欲しがるなんて、贅沢すぎなのかもしれません。お金で手に入るものだけで満足出来るのは、謙虚な人なのかもしれません。


2005.03.10

今日は東京大空襲の日。木造住宅の密集地に焼夷弾がばらばら降ってくるなんておぞましい状況、考えたくもありませんがそれは実際に起きました。天災ではなく、人の意図によって。自分が実際体験した訳ではないし被害者面するつもりもありませんが、私はそんな体験したくもないしさせたくもない。

今日は少し涼しい日でした。明日は雨が降るそうです。花粉悲惨の点からはよさそうな一日。でも気温が高めみたいだから、半端な山だと雪ではなく雨になりそう。ここんとこの高温でぐぢゅぐぢゅに融け、更に雨が降ってまた融ける。日曜朝は今んとこの予報だと気温が下がるそうですから、低めの山だとつるつるに凍ってるとこ多発かもしれません。土曜は気温やたら高そうなので、きっとぬちゃぬちゃ。あああ。


2005.03.09

今日は大手町で気温が19℃を超え、昨日よりも更に暑い一日でした。晴れてたもんだから、檜花粉も飛びたい放題。知り合いの何人かから「ビョーイン行ってチューシャ打ってもらうといいよ。」とか言われるものの、ビョーインなんて大キライ。チューシャは特に抵抗無いんですけどね。いや、変な意味じゃなくて普通に。

今朝見た夢の話。とある街角で、知らない若い男性が私に挑んできました。その人は純粋に闘うのが好きなようで、特に無礼な感じはありませんでした。私は怪我するのが嫌だったから、相撲で勝負しようと言いました。相手もそれを受け入れ、どこで相撲を取るか二人で考えました。良い場所が無かったので、私の部屋(昔住んでいたところ)で取ることになりました。

私の部屋は狭く、でんと置いたベッドの上くらいしか場所がありません。それでも、ベッドから落ちた時に怪我などしないよう、片付けて準備しました。今考えたら、近所の公園にでも行けばいいのになと思いますが、夢の中ではそんな妙案はちっとも浮かびませんでした。

で、色々準備しているうちに、その人と仲良くなりました。彼はふらふらと放浪の旅を続けながら闘う相手を探しているとのこと。でも、携帯電話を持って時折どこかと通信しているのが何とも今風です。そのうちどっかから連絡するよと言われ、私はメールアドレスを教えようかと思いました。が、ハガキを貰うほうが楽しそうなので地理的な住所を教えることにしました。

そんなことをしているうちに時間は過ぎ、私は夢の世界からこっちの世界へと移ってしまったのでした。相撲、久々に取りたかったな。でも、今日こっちの世界で、もののはずみで知人の一人と腕相撲をすることになったのはただの偶然です。腕相撲なんて何年振りだろう。


2005.03.08

今日は大手町で気温が16℃くらいまで上がり、暑い一日でした。晴れてたもんだから、杉花粉も飛びたい放題。反応の鈍くなった私ですら、流石に今日はくしゃみ鼻水が出ましたとさ。それより気管支炎が一進一退な方が気になりますけど。

そいや、こないだ巣鴨の靴屋に行って、買おうと思ってたけど実際触ってみたら柔らかくて繊細すぎるのでヤメにしたやつはこれ:プレントゥハーフ。柔らかいだけあって履き心地は良いのですが、ちょっと擦ったりハイヒールで踏まれたりしたらどうにかなっちゃいそうな感じがこの靴屋の作る靴のイメージとはかけ離れていた&私の求めるものとは異なっていた、ということでしたのだ。残念賞。


2005.03.07

ユニクロネタは続く。昨季後半に値下げされていたので買ったやっすいダウンジャケット。買い値は3000えんくらいです。一シーズン半、山でも街でも使い倒して、大分くたびれてきました。昨季はNikWaxのダウン用洗剤のお試しをかねて洗ってみたら結構いい感じで(表面生地の防水性も上がった)、特に大きな問題が無ければまたそれで同じように洗えばよいと思っていました。

しかし、ちょい前にぺんき塗り立てのベンチに座ってしまい(指で撫でてみて平気だったから座った&座った箇所は実際平気だったんだけど、背もたれに腕を回したのが運の尽き)、肘の辺りにぺんきが着いてしまいました。ベンジン等で大分落ちたけど、まだちっと残っていていやんな感じです。さてどうするか。

洗濯表示では、ドライクリーニング可能。ぺんきの汚れならドライクリーニングで容易に落ちるでしょう。しかし問題は、3000えんくらいで買った&一シーズン半着倒して大分くたびれてる安物のジャケットに、クリーニング代2000えんくらい掛ける価値があるかどうか。無いと言えば無い。全然無い。けど、代わりの上着を買うとなると2000えんや3000えんでは難しいでしょう。山ブランドやら山っぽブランドの今季モデルの叩き売りを漁ってみても、さんまんえんのが半額になっていちまんごせんえん、とかです。今更またユニクロのダウンジャケット(昨季のものよりは高級化している)を半額で買う気にもなれないし(っつーか既に無くなってます)、どうしよう。

ま、今無理に叩き売られているものを買うよりは、来季になったらまた考える方がいいのやもしれません。山用には山用の軽いやつ、街用には街用の重いやつ、とか。


2005.03.06

ユニクロのフリース(ジャケットとマイクロフリースのハーフジップ)を着倒して得た結論。重さの割に寒い。素材のこともありましょうし、袖口などからひゅうひゅうすきま風が入るという構造上の問題もあります。汚しても気にならないといったメリットもあり、全否定するものではありませんが、やはりこの値段で機能的な優秀さを求めるのは無理があるということで。


2005.03.05

今日は「勿體無い御化け」で有名な「もったいない」という語について。

もったいない
  • まだ役に立つ人や物が、そまつにあつかわれておしい。【三省堂現代国語辞典】
  • ねうちが十分に発揮されずに終るのが惜しい。【岩波国語辞典
  • そのものの値打ちが生かされず無駄になるのが惜しい。【広辞苑第五版
  • (有用な人間や物事が)粗末に扱われて惜しい。有効に生かされず残念だ。【大辞林第二版

他にも意味はありますが、今はひとまず一番よく使われている(であろう)部分について切り抜いてみました。どれにも共通するのが「惜しい」という表現。では次に、その「おしい」について。これも意味に幅がありますが、ここで取り上げるのは限定されたもの。

おしい
  • 失うことが残念だ。/そのもののねうちがあらわれなくて残念だ。もったいない。【三省堂現代国語辞典】
  • 大切なもの、値打のあるものを、失うまたはむだにすることが、耐え難い。/大切なもの、値打のあるものを失ったり、そこなったりして、残念だ。【岩波国語辞典
  • 心をひかれて手離しにくく思う。捨て難い。/よすぎる。もったいない。【広辞苑第五版
  • 貴重で失いたくない。価値のあるものをむだにしたくない。 【大辞林第二版

一部で辞書によくある「たらい回し」が登場してますけど、まあこんなもんでしょう。みなさんはどんな時に何が「もったいない」と感じますか?


2005.03.04

雪は予定通り降り積もりました。電車も予定通りやや遅れました。しかし昼過ぎには雪は止んでしまい、後に残ったのはべぢょべぢょのシャーベットのみ。朝からお昼頃までの東京大手町の気温は1-2℃、その後3℃台に上がり、今んとこ3℃前後をキープ。じっとしてると寒いんだけど、雪にとっては暖かすぎでしょう。べぢょべぢょ。。。

べぢょべぢょと言えば、私の気管支炎その後。もう大分味覚や嗅覚も戻ってきたし、熱は多分下がってるし、鼻水と咳が少々出まくるくらいで殆ど治ったような感じなのですが、寝てると汗を掻きまくってべぢょべぢょになります。タオルケットやシーツがぐぢょぐぢょに濡れます。夜中に目を覚まし、私は自分が今プールから出てきたばかりにしては周囲が湿りすぎていると訝ってしまうくらいです。困ったもんだ。


2005.03.03

今日はひまなつりの日。しかしそんなことより、夜になって降り出した雨が気になります。まだ雨ですが、この後冷え込んでいけば雪になるでしょう。明朝が楽しみ。たまにはさくさく踏めるくらい積もるといいのに。

しかし気になる点もあります。靴がしょぼい。Dannerのワークブーツでも履いて行ければ最強なんですけどねえ。あとは、電車の遅れ。まあ、私の場合はそんなに長い距離を乗るわけではないので、電車が次々とやってくる限りは(その一本一本が多少遅れようが何だろうが)大して気になりません。しかし、止まってしまったり本数が極端に減ってしまうとやや厄介かな。

雪で思い出しましたが、モンベルの雨具がいろいろ更新されました。上下バラで売るようになっただけでなく、種類も増えたようです。んーむ。最近、街での雨やら寒さ対策に持ち歩いていたしょぼしょぼの安物パーカーの代わりに、もう少しちゃんとしたのが欲しいやとか思ってるんで、もしかしたらこういった山用雨具も候補に入るやもしれません。蒸れにくいのは魅力。

みなさんどんなの持ち歩いてますか?っつか、全く持ち歩いてない?雨や雪が予想される時以外は、140gの折り畳み傘すら持ち歩いてない?の割に、雨や雪に降られる/濡れるのが嫌いだったりしたらいぢめますよ。

ゥヒヒ


2005.03.02

夜になって冷えてきました。明日の夜辺りから雪が降るとか降らないとか。今冬は南関東で雪の降る日が多いように思います。と言ってもどうせ大したことありませんが、ユキ好きな私としてはちょびっと嬉しい。丹沢辺りにもまた降り積もってってるようですね。またスノーハイク行きたいなあ。しかしその前に気管支炎を治さないと。

さて、もうすぐ始まるらしい万国博覧会「愛知・窮迫」について。

今月25日に開幕する2005年日本国際博覧会(愛知万博)を見学に行くかどうかを聞いたところ、「必ず行く」と「たぶん行く」が合わせて25・1%となり、現段階で4人に1人が訪問する意思を示していることがヤフーなどが運営する「ヤフー!リサーチ」のネット調査で2日、分かった。

というニュースを見ました。やっぱりみんなリニアモーターカーに乗りたいんでしょうか。私はちっと乗ってみたいです。はやいのかな。成田空港と新宿駅を地下でほぼ直線で結んだら便利だろうな、と思うこと早十数年。実現しそうもありませんが。


2005.03.01

今日から三月。でも、何だか寒々とした一日でした。今週後半には東京周辺でもまた雪が降るかもしれないとか。

先日どこぞで自分の出た小学校へ行き関係ない教師を三人くらい刺し殺した少年関連のニュースをTVで見ていたら、少年の性格を分析していた「専門家」とやらが突然「ゲーム」という単語を出したのでびびりました。言わされたんだか何だか知らないけど、その唐突さ加減は「ゲーム」を「たこやき」と置き換えても変わらないくらいです。何言ってんの、この人。気は確かか?と思ってしまいました。因みにNHKです。

たこやき喰いたいなあ。


2005.02.28

今日で二月もおしまい。朝はまだ怪しかったものの、夜になったら味覚や嗅覚が少し戻ってきました。でも、いろんな味覚/嗅覚の一部が徐々に戻ってきたという感じで全体のバランスが狂っているせいか、食べ/嗅ぎ慣れたはずのものの味や匂いが自分のよく知っているそれとは異なって感じられました。もう一回鍛え直さないといけなかったりして。

別の話。'Ask.jp'という新しいweb検索エンジンが動き始めたそうです。トップ頁を見てみると見事にださださな感じで面白いと言えば面白い。気が向いたら&忘れなかったら、時々使ってみようと思います。


2005.02.27

今日は寝ていたら汗がだくだく出てきて、びしょびしょになったりぐっしょんぐっしょんになったりしました。熱は下がり、頭のだるさのようなものも殆ど消え去りました。やった。これで咳や鼻水が止まればもう治ったも同然。けど、食い物の味はまだ全然しません。ガソリンの匂いもわからんちん。

昨宵、日露戦争のことを扱った番組を見ました。露西亜側から見たそれ、です。ニコライ二世というのは非常におめでたい、間抜けな皇帝だったようです。そして、多くの兵士が無駄に死んでいった。学校の歴史の時間には、「日本はロシアのバルチック艦隊を撃破して戦争に勝った。」くらいしか習わないかもしれませんが、その「勝った。」日本にしたって膨大な数の兵士を失っているわけです。

戦争キライ。


2005.02.26

今日、webをふらふらさすらっていてびっくりしたもの二つ。

今日、自分の感覚に対してびっくりしたこと二つ。

ここ数日何を喰っても味がしないのは、鼻が詰まってて匂いが判らんだけ(普段感じる「飲食物の味」って大半が匂い由来だから、狭い意味での味覚はふつう)かと思っていたら、違ったようです。いや、ホワイトガソリン飲んだら死にそうになって気付くだろうという突っ込みは置いといてもらって、鼻詰まりとかそういう外的な要因だけでなく嗅覚や味覚そのものが麻痺してるらしい、と。

今日はずっと39℃切ってるんだけどなあ。webで調べてみると、インフルエンザ等の高熱の後にものの味が分からんちんになるってのは比較的よくある話のようです。回復には意外と時間が掛かるやも。


2005.02.25

雪、少しだけど積もりました。やった。でも、べしょべしょ系だったこともあり、大部分が融けちゃいました。しょぼ。それでも一日中どんよりしていた空気のお陰で、花粉の悲惨さは比較的少なかったんではないでしょうか。いつも見かけるすずめ達は元気でした。

今週は幾らか不規則な事態が身の回りで起こり、長かったんだか短かったんだかよくわからんちんです。天気は目まぐるしく変わったし、気温も肌まぐるしく変わったし、何だか何もしなくても泡立たしい季節ですね。そういやいつも大して当たらない(ように思える)気象庁の長期予報が出てましたっけ。今年の夏は暑いとか。私の素朴な感覚でも何となく暑そうだなといった印象。昔の人や野生の生き物達ならもっと詳しく知っていることでしょう。

そう言えば、今日webのニュースでこんな見出しを見出しました。:東京直下大地震、経済被害は最悪で112兆円

そんなありそうな大惨事が実際起きたとして、果たして「お金」なんていうモノ(或いはモノですらない妄念)でその事態を測ることに意味があるのでしょうか。いくらひゃくまんえんの束に囲まれていても、水が無ければ意味なし。まあ、燃やして暖をとったり腐った水を沸かして飲んだりするのに使えるかもしれないから、お札ならまだマシですか。全部500えん玉だったら、一体どうすりゃいいんでしょ。


2005.02.24

夜になって雨が降ってきました。恵みの雨。朝には雪へと変わっているかもしれません。起きたとき外が真っ白けっけに染まっていると、ちょっと得した気分になります。期待出来るかどうかは微妙ですけど。

考えてみれば、冬の南関東のニンゲン過多地域というのは風邪ウイルスにとって素晴らしい環境です。人込みだらけで移りたい放題だし、空気はやたら乾いているし、急激な温度変化で人は汗を掻きまくったり冷やされたりで体力を失いがちだし、みんないらいらしているから免疫力も低下しまくりだし、もう極楽状態です。しかしそんな状態も明日は一休み。花粉症の人にも一休みの一日となりますように。

世の中ではライブドアとフジテレビとニッポン放送が株を下げまくっているそうです。何がどうなってんだかよく知りませんが、旧来のやり方を踏襲しつつ時代の変化に合わせて変革していければ生き残るだろうし、固着しちまって変化に対応できなければ滅びるだけじゃないでしょうか。

最後に、今日初めて見たフジテレビのサイトの、「フジテレビホームページをご利用される方へ - D.リンクについて」より。

リンクはフジテレビホームページのトップページ(http://www.fujitv.co.jp/)へのものとしてください。個別のコンテンツへのリンクは原則としてお断りしています。また、リンクには、必ず「フジテレビホームページ」あるいは下に示したフジテレビ指定のリンク用ボタンを使ってください。リンクの方法は必ず別ウィンドウで開く作りにし、フジテレビホームページのコンテンツがリンク元のホームページのコンテンツと混同して受け取られることがないようにしてください。

ニッポン放送の同様な頁を探したものの、見つからず。いいんだか悪いんだか。


2005.02.23

昨日書いたためしてガッテンの影響力は凄まじかったようで、本放送から一週間経とうとしている今でもスーパー等では寒天売り切れ地帯が発生しているもよう。ま、そのうち入手も容易になると信じてまったり待ちましょうか。実際試してみたひとの印象などもwebで読ませて頂きました。悪くないみたいです。

別の話。久々に熱を計りたくなるような風邪を引きました。腋の下で40℃に乗っちまったんだよもん。。。ばいきんが気管支の辺りにうようよいる感じです。膿性の痰がげぼげぼ出ます。解熱効果のある風邪薬などは普段なるべく飲まないようにしているんですけど、今回はちびっと飲んじゃった。

今日は予報通り春一番が吹いたそうです。東京大手町の最高気温は19.4℃、最大瞬間風速は22.923.4m/sだったとか何とか。明日は今日より10℃くらい気温が下がるそうなので、みなさんは油断して風邪など引かぬようご自愛下さいな。


2005.02.22

明日は東京などで春一番が吹くかもしれないそうな。春一番とは、立春から春分までの間に吹く強い南風ということらしく、前日より気温が上がって杉花粉もいっぱい飛んで大変な一日になる、かもしれません。杉花粉症の人は、装備を万全にして外出なさって下さいまし。

ためしてガッテンで、寒天のことをやっていました。全然消化されず、多くの水分を引き連れて腸内を移動する為、いいことが沢山あるそうです。ご飯を炊くときの水に粉寒天をちょろっと入れるだけでもいいとか。食物線維が多いし、お腹が膨れるし、ご飯が冷めても美味しいそうです。今度やってみようかな。


2005.02.21

田舎道、私を家に帰してくれ、
私の属するその場所へ、
西ヴァージニア、母なる山々、
私を家に帰してくれ、田舎道。

みなさんよくご存知の「カントリー・ロード」という亜米利加の歌曲です。素朴な味わいがうんたらかんたら、どうでもいいや。私はこの唄を歌おうとすると、時々泣きそうになります。どうしてだか分かりませんが、多分、帰る所が無いのにどこかへ帰りたいのでしょう。

勝手に訳してみます。曲を聴きながら読んでみたい人は、他にも色んな曲のある「MIDI歌声喫茶」の「外国民謡」からどうぞ。

田舎道 ('Country Road' by Bill Danoff, Taffy Nivert & John Denver)

ほとんど天国、西ヴァージニア、
青い尾根の山々、シェナンドー川。
人生はそこでは古い、木々よりも老いている、
山々より若い、そよ風のように吹いている。

田舎道、私を家に帰してくれ、
私の属するその場所へ、
西ヴァージニア、母なる山々、
私を家に帰してくれ、田舎道。

全ての私の記憶は彼女の周囲に集まる、
坑夫の奥様、青い水に不慣れな人。
暗くくすんだ、空に描かれた、
霧の掛かったような風味の月光、私の目の涙。

田舎道、私を家に帰してくれ、
私の属するその場所へ、
西ヴァージニア、母なる山々、
私を家に帰してくれ、田舎道。

私は彼女の声を聞いた、朝の時間帯に彼女は私を呼んだ、
ラジオは私に私の家が遠いことを思い出させる。
そして私は車を駆り道を行き、こんな風に感じる、
私は家にいるべきであった、昨日、昨日。

田舎道、私を家に帰してくれ、
私の属するその場所へ、
西ヴァージニア、母なる山々、
私を家に帰してくれ、田舎道。
私を家に帰してくれ、田舎道。
私を家に帰してくれ、田舎道。


2005.02.20

今日はどんより雲っていて、時々雨が降ったりしました。気温は高めだったので寒くはありませんでした。花粉も少なかったようです。んで、気が向いたので巣鴨の靴屋に行ってきました。山靴ではなくて普段履きの靴を見て来ました。折角巣鴨の靴屋まで行くので丈夫なのにしようと思い、当初欲しかったやつは実際触ってみたら柔らかくて繊細すぎるのでヤメにしました。

話を聞きながら色んな靴に足を入れているうちに、段々足の感覚が鋭敏になってゆきます。今までずぼらな靴人生を送ってきていたため、最初は「どうせ街靴だし、脱げなければどれでもいいや」くらいの感覚だったのが、段々うるさくなってしまいました。でも、それなりに足に合わせた形に作って貰えそうなので、いいや。

てことで、「店に行ってその場で入手してくる」なんてことは出来ずに帰ってきました。ま、登山靴程ではないにせよそれなりに(びんぼうな私にとっては)大きなカイモノですし、時間を掛けて選ぶべし、と。長く履けるものになるといいな、ってことで。

余談ですが、巣鴨の靴屋に行く時は普段履いている靴でこれから買おうと思っている靴に近い種類のものを履いていくといいかもしれません。因みに私は今回Dannerのワークブーツを履いていきましたが(あまり参考にならないタイプ)、珍しい靴だったせいか帰り際に店主らしき人から質問を受けました。スペック聞いただけじゃ私の足にはどうしたって合いそうもない靴ですしね。。。


2005.02.19

今日は南関東でも雪のちらついた所が多々あったようです。今は雨。冷たい雨。東京の天気予報だと明日は晴れるみたいなこと言ってますけど、花粉すごいかな。どうかな。気が向いたら巣鴨の靴屋にでも行ってみようかと思ってますが・・・

さて、先週の山行記。丹沢雪上ハイクです。冬晴れの山をのんびりお散歩さ。


2005.02.18

昨日だか何だか、県営名古屋空港というのが動き始めたそうです。「県営名古屋空港へのご案内」という頁を見ると、「○空港へ・空港からの交通案内」のところにきったねえJPEG画像が置いてあります。どうしてこんな汚い画像を使うんだろう。小さい字なんか、勘で読むしかない潰れ具合です。困ったもんだ。因みに、名前は「名古屋空港」でも所在地は「愛知県西春日井郡豊山町豊場」だそうです。豊場空港とでも呼べばいいのに。

日を同じくして、常滑では国際空港が開港したそうな。常滑空港。常滑ってのは、知多半島にあります。知多半島ってのは、名古屋の南にあります。名古屋ってのは、能登半島の南にあります。能登半島ってのは、コムソモリスク・ナ・アムーレの南にあります。コムソモリスク・ナ・アムーレはアムール川流域の工業都市で、露西亜極東部ではヴラディヴォストクとハバロフスク(どちらも人口約60万人;鳥取県と同じくらい)に次いでに大きな都市(人口約30万人;富山市や青森市と同じくらい)だそうです。どんな町なのかな。

上の話題とはちっとも関係ありませんが、最近よく行くお店では1980年代のロックがBGMに流れています。かまかまかまかまかまかみーりーやーん、とか、わっちんぎゅわっちんぎゅわっちんぎゅうううう、とか、ほーぅどーん、ほーぉーぅどぉん、とか、そんな曲たち。有線放送でしょうか。行く度に妙な郷愁に駆られてしまってさあ大変。因みに、その店のおにぎり売り場にはおにぎりがいます。ノリカエセヨー。

最後、久々にひつまぶし系。今回はただの読み物です。十六カ国での調査だそうですが、みなさんの場合はいかがか。


2005.02.17

二月の中旬というのは微妙な時期だと感じます。厳冬期と呼ぶに相応しい寒さだったり(っても南関東の平野部程度では高が知れてますが)、明らかに冬ではなく春の空気だったり。で、杉花粉がいっぱい飛ぶ。寒い日は少ないので嬉しいけど暖かい日は多いので憂鬱になる、という人も少なくないでしょう。

もう一つ、日本では年度の区切りが四月なので、そっちの影響もあります。学校だったら「もうすぐクラス替え」或いは「もうすぐ卒業」の季節ですし、カイシャやお役所などでも何らかの変化を予期させる時でもあるでしょう。

冬の間止まっていた/眠っていた何かが動き出す季節です。色んな意味で、不安定。ま、日本の大部分では、一年中気象の変化が激しい → 一年中色んなものが不安定、って捉え方もありましょうけど。


2005.02.16

今朝は茨城で地震がありました。小さな断層地震のよく起こる、所謂「地震の巣」が震源です。今回も「よくある小規模な地震」の一つ。でも、久々にががっと揺れたので、びっくりして目が覚めました。寝ている場所の斜め上にプリンタが置いてあるんですが、それが落ちてこないように脚で防御しました。

巷では急な揺れにびっくりした勢いで怪我をしてしまった人が幾らかいたようです。よっぽど「崩れそうな」建物の中にいるのでない限り、揺れが治まる前に動こうとするのは危険なので気をつけるべし。

南岸低気圧、冷たい冷たい雨をしょぼしょぼ降らせました。南関東の平野部では殆ど雪にはならなかったようです。明日は晴れ、明後日はまた天気が崩れるとか。春のお空は忙しいですね。気温の上下動にやられて風邪など引かぬようご自愛下さい。


2005.02.15

明日はまた南岸低気圧が通りそうで、雪が降るやら降らないやら。

さて、今日は突然気が向いたので、最近来たメールに公開お返事してみます。三通を厳選。

Subject: このアドレスであってるかな?

こないだ待ち合わせした祥子だけどわかるかなぁ?パソコンが壊れちゃってアドレス記憶を頼りに送ってみたんだけど・・とりあえず確認だけでもしたいから連絡くださいね!

はっとも時々モニタが壊れただけなのに「パソコンが壊れた」とか言ってるんだけど・・・とりあえず確認だけでもしたいからモニタだけが壊れてるのかどうか連絡くださいね!つーか、iMacならその表現でも許す。

Subject: いきなりでびっくりですよね?

いきなりメールしてビックリしてると思うんですけど、掲示板に載ってて話聞いてもらえるかな?って思ってメールしたんですよ。いきなりメールしちゃってビックリしてると思いますけど、大丈夫ですか?私は34歳の主婦です。結婚して11年なんですけど、子供は2人10歳と7歳の男の子がいます。なんか突然メールしちゃったんで、驚いてると思いますけど、良かったら話だけでも聞いてもらえると嬉しいです。

うわーびっくりです。うわーびっくりしてるです。うわーびっくりしちゃったです。私は年齢不詳の妖怪です。面白いお話なら掲示板に書いて下さって大丈夫ですが、独り言はお手元にあるチラシの裏にでも書いてもらえると嬉しいです。

SUBJECT: ありがとう♪

りえです。この前、メールありがとう♪
ちょっと忙しくって遅くなってごめん!
食事おごるからね。なにがいいのかな?

メールを出した覚えないけど、親子丼♪
一行の文字数が揃ってるから気に入り!
うまくまとめてるね。好みばれたかな?


2005.02.14

今日は何の日?

ということで、Wikipediaの「バレンタインデー」をどうぞ。この日本語のWikipediaは、文字サイズにへんな指定が入っているといった問題もありますが、うまく使えばかなり使えるものです。無償奉仕精神のある人々がWorld Wide Webの利点を活かしてこのようなものを作って公開しています。ただ、そこに書かれた情報の妥当性を検証する定まった手法が無いので、読む際にはそこいらも少し頭に入れておくとよいでしょう。

いや、結構笑えますよ。


2005.02.09

今日はア式蹴球の国際試合(世界杯の地区予選)をやっていたようです。最後の方だけテレビで見ました。日本対北朝鮮で、一対一の同点のまま終わるかと思ってたら残り一分くらいで二点目が入って日本が勝ちました。でも、その後誰かがボールを奪われて逆襲を喰らいそうになったのでちょっと呆れました。この後も幾つか試合を重ね、最終的に強かったチームが世界杯に出られるそうです。どうなることやら。

昨日は久し振りに南関東に雨が降りました。南岸を低気圧が通過したのですが、微妙に気温が高くて雪にはならなかった状態。最近、ちょい前に買った安い靴を履いています。安かろう悪かろうの典型みたいな靴で、ちょっとでも水滴がかかるとすぐしみ込んで黒くなっちゃいます。防水ワックスの類を二種類試してみたけど全然だめです。安銭失とはまさにこのこと。

先日、巣鴨の靴屋に初めて行ってみました。武骨というか素朴というか、そんな感じの靴を作って売っている店です。足型を取ってもらいサイズも測ってもらって、色々な話を聞いてきました。ちょっと欲しくなってます。みなさん、お気に入りの靴ってありますか。


2005.02.01

寒波襲来中。日本海側ではすごいことになってるようです。あっちの人は雪には慣れてるでしょうけど、中越地震の後遺症もあるしちょっと気掛かりです。

さて、今日は「ばかはと」の話。ばかはとってのは私が勝手に呼んでるだけで、ホントは「ドバト」とか言います。街の公園やら駅やらにわらわらいるやつらです。ユーラシアに広く分布する「カラスバト」という野生種が飼いならされ品種改良され(「改良」って勝手な表現ですね)、再野生化した成れの果てがこのドバトだと言われているようです。

ばかはとと私が呼ぶようになったのは、彼等が近視眼的で礼儀知らずで危険に対しても無頓着だからです。同じく都会に多く暮らすからすやすずめは礼儀正しく控え目なのと好対照。あまりの図々しさに、「ばか」を付けて呼ぶことにしたのでした。

とある公園での話。地面に何かが散乱していました。お菓子だか何だか分かりませんが、それを見つけたばかはと軍団がものすごい勢いでその何かをついばみ始めました。彼等は先を行く仲間の後を追い、上から覆いかぶさるようにその何かにたかってものすごい勢いで地面を突っつき、走り回り、ばさばさしていました。でもその移動する軍団の後方数mのところには、「まだ見つけられていない」同じ何かがいっぱい散らかっています。そちらには誰も見向きもしない。まさに「ばか」。目先のものに惑わされ広く見渡せず、周囲の仲間に遅れまいと躍起になって争っている。視野の狭さ、自主性の欠落、欲深さ。

でも、そんな彼等をじっくり眺めているうちに、彼等は彼等なりに必死なんだと感じるようになりました。傍目には滑稽だけれども、その必死さは紛い物ではありません。偽ることの無い真剣さ。だんだん、その「ばか」さ加減が愛おしくなってきました。間抜けさ加減ではもちろん尊大なるニンゲン様も負けていませんが、あの真剣さは都会に暮らすお猿の大将には欠けがちなものかもしれません。

そんな訳で、今では親しみを込めて「ばかはと」と呼んでいます。

参考
もっと知りたい!鳩のこと

2005.01.30

しばらく間が抜けてしまいました。何やら今世紀最強?の寒波が襲来してるそうで、北の方や日本海側では大雪だとか。こちら南関東では冬晴れ。でも昨宵から今朝にかけてはすごく風が強かったっす。ごおごお。空気が乾いているので杉花粉飛びまくり。私も(くしゃみや鼻水は殆ど出ないとは言え)恐らく花粉の影響で体調がやや不安定な日々です。

その乾いている太平洋側の冬、そもそも寒めだし汗をかいてもすぐ乾いちゃうので分かりにくいのですが、水分摂取が不足しがち。私も気付くと喉の渇きを覚えてたりします。水分足りないと血の巡りが悪くなっていいことないので、トイレへ行くのを億劫がらずこまめに何か飲んだ方がいいです(但しお酒は除く)。でもやっぱり頻繁にトイレに行くのが面倒な人は、カフェインの入ったお茶や紅茶や珈琲などを減らすと少しマシになるでしょう。

はっとが「野望」で戦争のことを書いていました。戦地の一つ、イラクでは初の直接選挙が行われています。予想された通りテロで死者が多数出ているようです。今回の選挙については色々な考え方がありましょう。でも、殺して解決を図ろうとするのはマチガイです。ただその手法、某超大国が彼の国に取っているものと同じのような気もします。殺して解決。


2005.01.22

大相撲は朝青龍がさくっと優勝しました。すごいペースですな。一方で、大関昇進を期待された若の里は負け越し、横綱昇進を期待された魁皇は早々と休場。大関復帰のかかった栃東は十番勝って復帰を決め、角番の千代大海は勝ち越して大関残留を決めました。要するに、上位陣で強かったのは朝青龍だけ。

それでも、下の方から上がってきそうな注目の力士は幾人かいます。世代交代の時期なのやもしれません。若い人には怪我に気をつけて頑張って欲しいですね。あと、そんなに若くないけど雅山もまた大関を目指して進んで欲しいところ。

明日は久々に山にでも行こうかと思ってたんですが、天気がいまいちな予報。南岸を通過しそうな低気圧が寄ってきてます。まだ来ないみたいだし、来てもコースによっては特に大きく崩れたりはしないでしょうが、すっきりした晴天を望めないのはちと痛い。どうしようかな。先週末はずっと雨だったんですよね。


2005.01.20

今日は花粉量がかなり盛大でした。大相撲、今日の分はまだ見てませんが、昨日までで既に優勝は朝青龍に決まりかけ?優勝争いという面では、ちと残念であります。が、それなりに面白い相撲もありますんで、今宵もまた深夜の大相撲ダイジェストを見る予定。

知人の一人が、街で知らん人同士の会話に参加したくなったという話をしていました。私も最近そういうのが一つありました。いや、山ではそういう感じのことは時々あります。自分の親と同世代くらいの人達に話しかけられたり、彼等の話が耳に入るうちに突っ込みを入れたくなって入れてみたり。話題は主に山関連のことですし、これはそんなに不自然ではありません。しかし、私のような怪しい風体の奴が満員電車で目の前に立ってるじょしこうせい二人の会話に突っ込みを入れるってのは、たとえそれが「うん、けいおうは案外やすいらしいよ。」というようなお堅いネタだったとしても少々難しい。しかも、電車の中は暑いので私は汗だくです。ますます怪しい。っつか、じょしこうせいが存在してなくても十分怪しいですね。どうしよう。


2005.01.19

京都にいる知人Aが「パン屋再襲撃」を貸してくれと言うので久々に本棚から取り出してみたところ、頁の間に古い写真が二枚挟まっていました。一枚は今名古屋に住んでいる知人Bが寝ぼけているもの、もう一枚は今京都にいる知人Cが鍋をつつき、その後ろには知人Bがいて、その影に私がちろり、写真の端にはこの間まで紐育にいた知人Dがちびっとだけ写っています。人の移動って案外激しいですね。ねこにはきっと考えられない事態です。

移動と言えば、すずめ。すずめは留鳥なので、一生を狭い範囲で過ごすと考えている方も多いでしょう。実際そうなのかもしれません。しかしある調査によると、標識を付けたすずめが300kmくらい移動している例があったとか。ちょっとびっくり。冬になるとすずめがまとまってちゅんちゅん言ってるのをよく目にしますが、実はどっか遠くから来たやつも混じってるのかもしれない、と思うと何だか楽しくなります。ま、そこらで生まれたやつばっかの集団かもしれませんけどね。


2005.01.17

神戸の地震から十年。「十年一昔」と言いますように、十年という時間は人間にとって一つの区切りになるものなのかもしれません。地球が太陽の周りを手だか足の指の本数分だけ回るのに掛かる時間。丁度その頃書いた文章を見てみると、前前から欲しかった懐中時計を買った。11,000円也。とか書いてありました。その懐中時計は、ジーンズで山へ行く時にもいつも通り持って行ってたら水が入って遅れるようになり、今では引退させられてしまってます。確かに十年ってのは短くない時間なのかもしれません。

・・・何か色々書きたいことはあるんだけど、うまく書けません。あと十年経ったら書けるようになってますかね。


2005.01.16

この週末、結局南関東某所(よくある平野部)では雪らしい雪は降りませんでした。ずっと冷たい雨。雨。雨。世田谷のボロ市はさぞ冷たかったことでしょう。大学入試の人はそれどころじゃなかったかもしれませんけどね。

さて、ぼんくらとぬか喜び。先日知人と話していて、語源は何だろうという話になりました。ぼんくらについては「ボーン・クラッシャー」だとかポルトガル語由来だとか「凡眛」だとか色々な考えが出ましたが、どれも全然当たってなさそう。ぬか喜びのぬかは糠だろうという想像まではつくものの、何故糠なのか全然分かりません。

調べてみると、こんな感じでした。

ぼんくら【盆暗】

(もと、ばくちの語で、采(さい)を伏せた盆の中に眼光がとおらないで常に負けるという意)ぼんやりしていて、ものがわかっていないさま。また、その人。うつけもの。【広辞苑第五版より】

糠喜び

糠喜びとは、いったん喜んだ後、実はあてはずれで、がっかりするような、はかない喜び。

糠喜びの語源・由来

糠喜びの「糠(ぬか)」は、玄米を精白する時に生じる種皮や胚芽の粉末のこと。
近世頃より、「糠」はその形状から、「細かい、ちっぽけな」といった意味で用いられるようになり、「糠雨(ぬかあめ)」や「糠星(ぬかぼし)」という言葉にも使われている。
さらに、「はかない、頼りない」といった意味を持つようになり、「糠喜び」となった。【語源由来辞典より】

ほー。ぼんくらはばくち由来とな。ぬかは細かいですね、確かに。


2005.01.14

明日は南関東でも雪が降りそうだとか。富士山頂の気温はぐぐっと上がってますから(今日は-12℃を上回ったりしてます)、いわゆる「南岸低気圧」ってのが近寄って来てるんでしょうね。どうなることやら。

さて、歌の話。ちらと目に付いたものがあったので、引きます。(怪しい訳を無粋承知で付けてみます。微妙な意味合いを含められないのに何故付けるのか、その理由はヒミツ。)

天皇陛下
戦なき世を歩みきて思ひ出づかの難き日を生きし人々
(Rj訳:戦争の無い世の中を歩いてきて思い出します、あの困難な日を生きた人々のことを。)
皇太子殿下
頂にたどる尾根道ふりかへりわがかさね来し歩み思へり
(Rj訳:山頂へと辿った尾根道を振り返り、私の重ねて来た歩みを思いました。)
秋篠宮殿下
頂へ登り行く道歩みとめ山高く咲く花を愛でたり
(Rj訳:山頂へ登って行く道で歩みを止め、高山に咲いている花を愛でました。)
常陸宮殿下
夏の日に那須高原の木々の間を歩みてゆけばえぞぜみの鳴く
(Rj訳:夏のある日、那須高原の木々の間を歩いて行くと、エゾゼミが鳴いていました。)

どうやらテーマは「歩む」ということのようですが、やたら山寄りのネタが多いのはある種の必然という面もありましょうし、それ以外の要因もありましょうか。釣られて私も一つ詠んでみます。

剥き出しの険しき岩を乗り越えて天空の道歩み続けん

お粗末様。


2005.01.13

ごく最近出たアルマイトの弁当箱が気になるRjです。(ここまで削っても尚アナログモデムを標準で搭載しているのはある意味で素晴らしい。)太平洋側では乾いた冬らしい日が続いておりますが(但し杉花粉全開)、みなさんいかがお過ごしでしょうか。はっとは「トマトのちから」を飲んでいるそうです。

大相撲。四日目、稀勢の里対豊ノ島戦は攻防のある面白い相撲でした。土俵際まで追い詰められた豊ノ島が見事な逆転勝ち。琴欧州対追風海も面白かったですね。かわず掛けで琴欧州の勝ち。朝青龍は隙の無い攻めで全勝を守りました。大関昇進のかかった若の里と横綱昇進のかかった魁皇はダメダメでした。あれだけ力のある人達でも、ちょっと何かが狂うと無様に負けてしまう。厳しいものです。黒海は四連敗。相手の顔を張る暇があったらその怪力で押せや、と思います。

今NHKのプロジェクト×で神戸の震災関連の話をやっています。再放送。本放送をちらちら見ていたら、焼き鳥が食べたくなりました。私はすき焼きよりも焼き鳥が好きなようです。でも、高いので焼き鳥屋でお金を気にせず焼き鳥を食いまくったことはこれまでに二回しかありません。しょぼん。

最後に関係ないメモ。知る人ぞ知る名作'Marathon'シリーズが遂にfreeに。


2005.01.11

大相撲始まっちゃってます。例によってまだ今日の分は見てませんが、魁皇が二日目で負けちゃったり何だり色々あるようです。黒海は勝ち越せるといいなあ。琴欧州やら露鵬も場所毎に強くなってってるので、彼等欧州人が三役にずかずか上がってくる日もそう遠くはないでしょう。がんばれ。

さて、最近私は安っちいダウンジャケットを着て外を歩くことが多いのですが、安物ゆえか(買い値は3000円くらい)電車に乗るとあちい。前は全開、下には大したもん着てないのに、電車に乗るとあちい。気温数℃の屋外をふらふら彷徨うには丁度いいんですけどね。電車はあちい。つーか暖房入れ過ぎではないのですか。夏は寒いし、冬はあちい。都市部の電車の中というのは、意外と過酷な環境です。夏熱くて冬寒い単車とは好対照。

最後に、今日の錯乱。自分の書いた前回記事の出だし「まず御礼。」が、「まず微乳。」に見えました。憑かれてるんだろうか・・・


2005.01.07

まず御礼。今日、SWAMPS unofficial siteのカウンタが100,000を超えました。この数字が絶対的な何かを意味しているわけではないのですが、一つの目安として、「多くの人に重ねて見て貰えた」と捉えます。ご支援ありがとうございます。これからもどうぞよろしく。

さて、swampと言えば元の意味は低湿地。私の勝手な想像だと、米国ミシシッピ川下流域に拡がる低湿地。ワニとかトリとかサカナとかヤブ蚊か何かがうようよしてそうな領域です。音楽で言えば、そこいらで発達した泥臭くて黒人臭の漂うロックみたいなもの、でしょうか。正確な所は私には分かりませんのではっとに訊いて下さい。いずれにせよ、あまり奇麗なイメージではありません。はっとの服装とか髪型みたいな感じですか。

奇麗から程遠いという点で、MEGADETHの最新作'the system has failed'はインパクトのあるものでした。最近ようやく購入して聴いていますが、いい意味で薄汚い。「いい意味で薄汚い」などという表現がこの世に有り得るということを信じられない人もいましょう。しかし、私にとってはそういう印象でした。

近頃、世の中はどんどん小奇麗(指向)になり、同時に訳の分からない状況が増えているようにも感じます。しかし自然はそんなに(3D CGで容易に再現されるように)整ってはいませんし、同時にそこには厳然たる秩序がある。その秩序は簡素で混沌としていて、デジタルで捉えるのは難しいが感じることは出来る。自然の中に生きているはずの人間、その人間が作り上げた「人間社会」という妄想。そこに生じている隙間、或いはズレのような所から聞こえてくる音もあるのではないでしょうか。妄想の上を滑っているだけだと聞きにくいかもしれませんけどね。


2005.01.06

気付いたらもう六日。巷ではお正月の雰囲気も抜け、すっかり普通の日日になってきております。今日の南関東は寒い日でした。東京では一月六日というのは晴れの特異日だそうでして、過去十二年くらいずっと晴れていたそうです。でも今日は曇り、夕方には雪になりそうでならない雨も降りました。さむさむ。

しかし、明日は暖かいとか。先日は最高気温18℃とかになりましたし、忙しい春の日日です。そんな気候のせいか、周囲には風邪を引いた人が目立ちます。みなさんもご自愛下さい。でも不思議なのは、はっとの花粉症が年明けるまで出ていなかったらしいということ。彼も花粉症暦結構長かったように思うのですが、年越すまではいろいろ慌ただしくてそれどころじゃなかったのかもしれません。

町村外務大臣がテレビに出て何か喋ってるようです。国民のみなさんにお願いだそうで、例の津波へのご支援を、とな。それはいいんですけど、戦争に出す金がいっぱいあるくらいならそれを支援に回して下さいな。


2005.01.02

今日もいい天気でした。太平洋側の山からはいい景色が見られたことでしょう。私は先日の山歩記を書いたりしながらのんびりすごしました。夜はマラカイボ湖付近の雷とか、シルクロードの番組を見ています。今、シルクロードの昔のやつをやってます。人の歴史も面白いですね。


2005.01.01

南関東では快晴の元日。この季節、南関東で快晴ってのはさほど珍しくありませんが、前日の雪との対比が鮮やかです。いい感じでした。今年も元気に行きましょう。

suzume
大晦日のすずめ



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